宇治平等院と茶団子付き460円也

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 宇治の「平等院」を有名にしたのは何と言っても「十円玉」だろう。思えばガキの頃、駄菓子屋に行くのに握りしめていたのは何時も十円玉だった。その十円玉に描かれた「平等院」は宇治橋の上流左岸にある。同院は世界文化遺産に登録される程の有名寺院だがその敷地は驚く程こじんまりしている。有体に言うと狭いのだ。
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 本堂の左右に延びる廊下は翼にみたてて「翼廊」と呼ばれ、後ろには尾になる「尾廊」(下の写真)がある。本堂屋根には二羽の「鳳凰」が居座る。「平等院鳳凰堂」と呼ばれる所以だ。ここの主であり、極楽浄土へのホストである「阿弥陀如来像」は留守だった。なんでも入院中なんだそうだ。
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 偽札で騒がしい昨今だが、新1万円札の裏面には平等院の「鳳凰像」が描かれている。日銀はその3号券であるナンバー「A000003A」を同院に寄贈している。それは敷地内のミュージアム「鳳翔館」に展示されている。因みに1号券「A000001A」は日銀貨幣博物館(東京・日本橋)に、2号券「A000002A」は福沢諭吉ゆかりの慶応義塾に収められたとの事。

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 「平等院」に通じる参道には宇治茶の店が並ぶ。その内の「なかむら」で休憩する。宇治川を見渡す2階座敷で「雁がね茶」を飲む。茶団子付き。460円也。僕の保護者は「煎茶」を撰んだようだった。

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