寺フェチ垂涎の穴太寺

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 その日は娘の参観日で洛西までやって来た。その後、洛西から京都縦貫道で亀岡に向かう。この道ははいつも空いている。行き先は穴太寺。亀岡インターを降りればもうすぐ側だ。
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 西国三十三所二十一番目の札所でもある穴太寺は「あなおじ」と読む。僕は「あなぶとでら」かと思っていた。創建は705年と言うからもうとんでもない古さだ。平安京ができる90年も前になる、奈良時代だ。あたりは隣に亀岡市の運動公園があるのを除けば田畑ばかりだ。田園に建つ田舎寺はこじんまりと、ひっそりと在った。いい。本当にいい寺だ。古さ、大きさ、荒れ方、たたずまい、匂い、もう寺フェチにはたまらんぞ。これは市内の有名寺院では絶対に味わえない。咲き始めたばかりの梅が咲きそろう頃はもっといいだろうな・・。
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