堤義明前会長逮捕と人の命

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 堤義明が逮捕された。ある意味この国の頂点にいたような人が犯罪の容疑者になっている。証券取引法に絡む「虚偽記載」や「インサイダー取引」の容疑だそうだ。世間を欺いてきた責任は重いという事らしい。しかし、マスコミの関心は違法行為そのものよりも、堤家の内幕や堤義明という人物そのものに向けられているようだ。

 
 「莫大な財産」「一族」「異母兄弟」「妾」「相続指名」「ワンマン」「株」一連の報道記事にはこんな言葉が踊っている。まるで2時間サスペンスか、横溝正史の映画のようだ。でもこれはすべて現実の話で、犠牲者まで出ている。


 馬鹿げた話だけど、株に比べて人の命がはるかに安っぽい。西武鉄道の小柳前社長の自殺は先月の事だが、その3ヶ月前の昨年11月、コクドの総務務部次長が山形の海岸で水死している。これは西武鉄道株の虚偽記載が問題になり出した時期だ。なんとオドロオドロしい事か。血生臭さでは映画以上かも知れない。

堤前会長を逮捕 東京地検特捜部
西武鉄道の小柳前社長、自宅で自殺
コクド次長が水死 株式事務担当、自殺か

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堤義明が終に逮捕されました。当然です。 証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載 続きを読む

コメント(6)

帝王・堤義明氏がここまで追い込まれたことに驚きを感じます。
日本のマスコミや検察が巨大な力を持つ権力者を追い込める時は、
裏に必ず後ろ盾になる敵対勢力の存在があります。この存在を担保につけなくては、必ず潰されます。
堤氏は小泉さんをはじめ森派と深いつながりがあるらしいですね。
公になるまでには、水面でかなりの綱引きがあったことが想像できます。その時には必ず犠牲者がでるのもいつもの事。事実ではなく真実を明らかに出来ない今の日本。悲しいことです。

はっちんさんへ
コメントありがとうございます。
>この存在を担保につけなくては、必ず潰されます。
東京地検特捜部が逮捕に漕ぎ着けたということは「担保」が取れたという事でありましょうか。見放されて「うしろ盾」も無くなった「裸の王様」は拘置所で何を思っているのでしょうか。

政界や財界のパワーゲームは凄いものです。開発などの行政や政界が既得権を持つものは多かれ少なかれ政治との関わりを持たなくては出来ないものです。この様な背景を考えれば、東京地検がやりたいネタはたくさん持っていると思います。あとはそれをどうすれば公に出来るのかいうタイミングを間違わないことが公務員には大切なことだと思いますよ。地検の取り調べも如何に犯罪者とはいえ、わざとプライドを傷つけるような手法を使うのは、空恐ろしさを感じます。

はっちんさんへ
堤氏が有罪になったところで量刑は高が知れています。堤家の威信が地に落ちたところで大方の市民にはどうって事ありません。でも、堤氏と深い関係にあった政治家達は戦々恐々かも知れませんね。

東京地検は既に永田町を見据えていると言われています。それが疑獄事件に発展して幾人かの政治家の立場が危うくなったとしても、私にあるのは「またか、政治とはそんなもんだ」といった諦めにも似た感情です。社会悪を憎む気持ちはあるのですが、正直なところ歳と共に希薄になっているのを感じます。だだ、検察が定期的に行う「大掃除」がまじめな庶民に希望を与えるような実りあるものであるよう願います。

まささん、おはようございます。まささんのページは真面目な社会ネタが書き込めるので、楽しみに見てます。私のページではマジネタは趣旨から外れますから、極力書かないようにしていますので。
私は政治や経済の疑獄事件は今の日本人の心を映す鏡だと考えます。政治家や特定の人が悪いのではなく、国民全てに蔓延している物質至上主義、欲望肯定主義の象徴的な姿だと思うのです。自分がその立場なら少しの不正も拒むことが出来るのか?日々の自分の暮らしの中で省みることが必要かな?と思います。彼らに共通する心が自分にもないとはいえないな?と思うことがしばしばです。成り上がりものに会社を牛耳られてはたまらんと、一斉集中攻撃を展開する、正義の味方・日本マスコミも自分自身はどうなのか?裸の王様にならないことを祈りたいです。

はっちんさん、今晩は。
>物質至上主義、欲望肯定主義の象徴的な姿だと思うのです
欲しい物を手に入れて、好きな物を毎日食べる。私は物が溢れる時代の日本に育ってきました。人生に差し当たって、大した思想や理念なんてありません。価値を測る物差しといえば、「お金」ぐらいでしょう。まあ貧困な価値観です。私はいったい何者なんでしょうか。そんな事を考えました。

>成り上がりものに会社を牛耳られてはたまらんと、一斉集中攻撃を展開する
私は堀江氏を応援しています。訳はいろいろあるのですが、彼は硬直した既存体制に一人で戦いを挑んでいます。社会の中枢に居て「既得権益」を持つ人々が彼を嫌うのは当然かもしれません。彼は負けるかも知れませんが、為政者達が彼を攻撃すればするほど、「ホリエモン」の存在が際立ちます。

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