京都 9th Avenue South

京都 9th Avenue South 三条から四条辺りに掛けて京都一の繁華街を擁する河原町通りではあるが、南に下って来ると様子はだいぶん違ってくる。とりわけ河原町九条から以南の一帯は数ある京都の下町の中でも異彩を放っている。地元の人が「東九条」と呼ぶこの地域は、そこかしこに韓国の食材店や飲食店がある。日本一のコリアンタウンである大阪の鶴橋なんかに比べると規模はホントに小さいのだけれど、この町の存在は日本文化の象徴のような京都にあって、そこに食い込んだ楔(くさび)のようだ。
tonnku04.JPG
 今時ハングル文字の看板なんて市内のあちこちにあったりするのだが、この辺りのそれは年季が違う。下町が醸すチョットうらぶれた雰囲気と猥雑さはもはや叙情的ですらある。国籍不明のこの地からほんの数キロ北へ行けば、日本を代表する祭り、祇園祭がまさにクライマックスを迎えようとしている。そして、すぐ南の河原町十条は河原町通りの終焉の地でもある。

“京都 9th Avenue South” への5件の返信

  1. ハンナさん、今日は。梅雨明けは間近ですね。暑いです。
    遥か昔の80年代半ば頃、学生だった僕は生意気にもこの辺りでチョクチョク飲み食いしておりました。美味かったのか、どうなのか、憶えてませんが、ホルモン、豚足、チゲなんかを馬鹿みたいに食ってたんだと思います。酔っぱらっていたせいでしょうか、なぜか記憶がおぼろげです(笑)。

  2. 文章を読んでいて、写真の黄色いかんばんのくすんだ灯りから、様々な時代を超えてきたという詰まった何かを感じました。見逃しそうな質素な看板です。新大久保などのimageとはまた違う超えてきた時代を感じます。京都にくさびという言葉は、すごくうなずけてしまった私の祖先は、韓国人でしょうか。最近、韓国ドラマを見ると間違いなくキムチや辛らーめんを食べています。条件反射というか、それ、決まり事になってしまいました(笑)息子に笑われています。今夜も食べます。

  3. 花さんへ
    国際都市、新大久保はスゴイ街なんでしょうね。いちど行って見たいです。東京は韓国人、中国人はもちろんイスラムの人達も多いですね。それに比べれば京都は田舎です。閉鎖的な価値観を売り物にしているようなところがあります。
    辛らーめん、しばらく食ってないです。食ってみようと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください