気まぐれな梅雨の晴れ間をねらって嵯峨野辺りにやって来た。目的は別に無い。強いて言えば気分転換と脂肪燃焼だろうか。当然ながら自転車である。別に見なくてもいいのに、たぶん20年ぶりぐらいに大覚寺の大沢池を見て、それから広沢池に向かった。両池は近い。大沢池から広沢池に至る道というのは、それはそれは長閑な農道である。特に広沢池よりの一帯は民家一つ無くて、田畑ばかりが広がっている。近代化から取り残された空間がポッカリとある、そんな様でもある。昔から時代劇の撮影によく使われていた場所だ。
6月の渇水の借りを返すように、7月に入ってからはずっと雨が降っていた。さすがの梅雨前線も息継ぎだろうか、今朝は止んだ。しかし、空は分厚い雨雲に覆われていて、空気は重くて生暖かい。暫くは降ったり止んだりの天気だろう。毎年、祇園祭まではそんな感じだ。本当の暑さはその後だ。猛暑の中、自転車に乗っていられるだろうか。長雨に潤った田んぼや周りの緑は輝いて見えて、昼間だと言うのにカエルがゲロゲロ鳴いていた。



コメントする