自転車が国民的スポーツであるかの国では鉄人ランス・アームストロングが前人未到の7連覇を成し遂げ、日本列島には真夏の台風7号が刻々と近づいていた頃、僕は天橋立に来ていた。ここ数年、この時期に近畿圏内のどこへやらの海に行くのが家族の恒例行事になっていて、今年は何故だか天橋立と言う事になった。
天橋立は、宮城県の某所、広島県の某所と並んで日本三景の一つになっている。いったい誰がそんな事決めたのかと思い、ネットで検索してみると、あっさりと調べがついた。江戸時代の学者・林春斎という人が著書「日本国事跡考」に「丹後の天橋立、陸奥の松島、安芸の宮島を日本三景」と書いたのが始まりらしい。日本に数ある風光明媚な場所の中でもここは別格という事だ。それではこの地を上から眺めてやろうとリフトで展望台へ登った。天橋立を上から見るのは初めてだったが、宮津湾を内と外に分ける松並木の砂道は見事だ。ちなみに世に言う股のぞきの元祖は対岸にある傘松公園展望台なんだそうだ。



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