関西あたりでは広大な土地を表現するのによく甲子園何個分だとか言ったりするが、それで言うと15個分なんだそうだ。分かったような分からないような感じではあるが、61万平方メートルだと言われるよりは遥かにイメージし易い。何の事かと言えば、立命館大学びわこ・くさつキャンパスの事である。何をしに来たのかと言えば、自転車ロードレース大会であるRitsクリテリウムの観戦である。ロードレースとはどんなモノなのか一度この目で観たくて、日曜日の朝、僕にしては早起きをして、子供2人と毎日自転車に乗るという偽パッチワーク研究家を連れてやって来たのである。天気は上々だ。
立命館が母校とは言っても京都の衣笠育ちの僕はここへ来るのは初めてだった。開放感があって広い敷地に綺麗な建物がたくさん見える。熱戦の舞台はこの広大なキャンパスに敷かれた一周2.1km、高低差は10mのコースだ。それは構内の建物を縫うように走っていて変化に富んでいる。選手はなかなか気が抜けないと言う事か。既に多くの人がいる構内には自転車用品の販売店やロードバイクの試乗コーナーもあった。
ちょうどお昼にメインイベントが始まった。国内のトップクラスの選手が出場するカテゴリー1と言うレースだ。一周2.1kmのコースを20周するレースで賞金も出るらしい。僕はロードバイクの集団走行を間近で観るのは初めてだった。タイヤが路面を鳴らす音と共に集団が駆け抜ける姿は迫力満点だ。だが、スタート時には100人以上いた選手も周回を重ねる毎に数が減っていく。余り遅れると足切りがあるようだ。最期まで走れたのは30人ぐらいだっただろうか。ゴール前は凄いスプリント勝負だった。
一般道に比べれば、ずっと安全な場所で思いっきり走れる大会だ。しかもレースプログラムは子供から大人まで様々なレベルがあった。初めて観た自転車レースだったけど、何より初心者からベテランまでみんなが参加できる雰囲気がいいなと思った。来年、状況が許せば出てみたいな、と思ってしまった身の程知らずである。


