安栖里から美山へ

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 嵯峨嵐山駅で切符を買った。8時6分発の山陰本線福知山行きに乗り込む。黒いレーサーパンツに青い半袖ポロシャツという出で立ちだ。肩には輪行袋、腰にはウエストバックを着けている。空いたスペースに輪行袋を立て掛ける。通勤ラッシュ時なので、さすがに席はない。目的地の安栖里駅までは1時間チョットで着くハズだ。
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 園部駅に着くと6両あった電車が、前2両と後4両に切り離された。2両はそのまま福知山を目指し、4両は京都方面へ折り返して行くのだ。その後、鍼灸大学前で若い学生が多く降りると席が空いた。座ってパンと栄養剤の朝食を取る。


 安栖里駅に着いた。ドアが開くのを待っていると、一向に開かない。この辺りになるとボタンを押さないとドアは開かないのだ。ハッと気付いてボタンを押したが間に合わず、電車は駅を出た。期せずして僕は次の立木駅で降りる事になってしまった。
aseri_kaganndannkyu.JPG

 日本列島の骨組みは山地である。山々には必ず川が流れていて日々山を侵食している。急流大国でもある日本は川に削られた独特の地形が発達している。川による侵食と地殻変動は川の両側に階段状の地形を作る。河岸段丘である。その見事な標本が安栖里にある。途方も無い年月を掛けて由良川が侵食した段丘面には集落や田畑が広がっている。


 安栖里から美山を目指した。さほど険しくはないが、美山にある大野ダムまでは登りが続く。大野ダムは虹の湖の異名を取る美しい湖だ。湖に沿って続く道は交通量も少なく走り易い。茅葺屋根の集落を横目に自転車が歓びそうな良道をひた走る。当然ながらこの時は、後に起こる惨事を知る由もなかった。

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山陰線、ローカル線で城崎まで行って日帰りしたことはありますが、自転車旅行の経験はありません。
山陰線の車窓からの景色なかなかのものです。この時期だとところどころ柿がいろづいていたりします。

私の妹は大学在学中に突然結婚すると言い出しました。
父は妹に夢を託し、学校の先生になってくれる日を楽しみにしていました。
それが学生結婚。。
見た目にもどんどん元気をなくし、、車庫入れの時に車を門にぶつけ、しかもブレーキが遅れ怪我こそなったもののその修理が大変でした。
ほんの些細なことで家を飛び出し、泣いていた日がありました。
末の娘をそんな形で嫁に出すことがかなり寂しかったのだなぁと。。 今頃思います。

yumeさん、今晩は。
 お父さん気持ちは察するに余りあります。手塩に掛けた娘もいつかは何処かへ行ってしまうと解っていても、どちらかと言うと今は晩婚のご時勢です。まさか大学生の娘が嫁いでしまうとはショックだったのでしょうね。

 若いときに恋愛をして誰かを愛する、もちろんそれは素晴らしい事です。ただ恋人も夫婦も所詮他人ですから、些細な事で相手への愛情が冷めてしまう事も少なくありません。私も含めて現代人はわがままです。

 親になったからこそ解る事があります。親の子に対する愛情は恋人や夫婦のそれとは比べようもないぐらい強靭です。何の見返りも利得も求めるものではないし、死ぬまで枯れる事はないモノです。子にはそれはなかなか解らないようです。

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