灰色の雲間から太陽が覗いてはいるものの弱々しい。午後の自転車道は風が相当強く、人影は少ない。僕は流れ橋を目指して桂川の左岸を南進していた。ロードバイクに乗ってこれほどの強風は経験が無い。しかも横風という難敵だった。ピューと音がするほど強い西風でタイヤが横滑りする。いやはや怖い。ビビッてしまう。たまらず減速した。真直ぐ走るためには右へ車体を傾けなければならなかった。
風はやがて向かい風に変わった。ウインドブレーカーの背中が膨らんでヨットの帆ようになる。当然ペダルは重い。上り坂のようだ。ギアは50×19か21あたりを踏んだ。シューズカバーを着けてはいたが、つま先が冷たい。つま先用のカイロか唐辛子が必要だ。後を振り返ると見えるはずの愛宕山の姿は無く、北の空には鉛色の雲が立ち込めていた。



こんばんは。
まささんも強風を楽しまれたのですね。
唐辛子フェルトインソール
上野さんへ
はい、強風の中を走るというのは何かMにも通ずるところがありそうです。嫌いではありません(笑)。
ナイスな商品のご紹介ありがとうございます。