2006年10月アーカイブ

 京都の西の外れ、大枝は今が富有柿の盛期だ。農家の軒先ではカゴに盛られた柿が並んでいて、街道は右も左も柿色である。そんな賑やかな"柿街道"を自転車で進んだ。天気は言う事ない。
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 斜面を彩る柿林が途切れると、開けた田畑が現われる。大原野だ。西山連峰の麓に広がるこの丘陵地は見晴らしも見通しも良い。なんと言っても交通量が少ないから快適にポタれる。僕はここを自転車でウロウロするのが大好きだ。さらに焼肉を食べ過ぎて鼻息の荒いお兄さんや坂中毒のローディーだって楽しめる場所があったりする。金蔵寺や善峰寺の激坂は西山連峰屈指だ。ロクに登れない男が言うのも何だけど、踏み応えは保障する。
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 大原野から街道を南へ。田畑、竹林、民家や寺院を抜けて行く。長岡京を経て辿り着いたのは天王山の麓、大山崎。言わずと知れたサントリー発祥の地である。


 島本から柳谷へ登った。島本からの登りは長岡京からと比べて勾配が幾分緩い。でもその分しつこい。峠まで恐ろしく長く感じた。なんとか登り切ったけど結構シンドかった。シャツに付いた汗のおかげで、下りは寒くて踏めない。安全運転で帰路。55キロ。

 愛車にはコンパクトクランクを着けている。そのうちスプロケットは11-23を着けてやろうと思っていた。幸か不幸か新しいホイールが手に入ったので、ソレに11-23を載せた。ちょっとした峠を越えるのに24や25歯を使ってヘロヘロになるくせに、そもそもが身の程知らずである。
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 というわけで、試験走行である。自転車道を南へ向いた。御幸橋を渡って、流れ橋も遣り過ごし、どんどん南へ。山城大橋付近のコンビニで補給したとき、たぶん僕より年配であろうローディに出会った。カッコいい青いバイクはピナレロだった。挨拶を交わして、おにぎりとプリンを食べて再出発。


 しばらく走ると自転車道の終点である泉大橋に辿り着いた。目の前を通るのは国道24号だ。前日に食べたニラレバ炒めが効いたのか、転がりが良かったのか、まだ先へ行く気になっていた。


 さらに国道24号を南進。国道の別れで県道を選べば、奈良公園までほぼ一本道だ。しかし坂道である。無理してアウターで頑張って進む。小高い山を越えると大仏殿の屋根が見えきた。
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 暫らくぶりの奈良公園は平日にも係わらず結構人がいた。季節がら修学旅行の団体が目立つ。周辺をウロウロして、休憩して、帰路についた。帰りはずっとアゲンスト。覚悟はしていたけれど・・。オヤジ的には頑張った116キロ。

 空はこれでもかと言うぐらいの快晴だった。芳香剤のような金木犀の香り漂う渡月橋を渡り、人込みを縫ってさらに北進する。駆るのは、時速20キロで感じる季節が、くたびれた中年男には何とも心地良いという事を今更ながら実感させてくれる、例のアレである。


 嵯峨野の鳥居本を経て広沢池あたりの田園地帯をウロウロ。既に稲のほとんどは刈取られていて、籾殻を燃やしているのだろうか、青い空に白煙が立ち昇っている。畦には残り少ない彼岸花が咲いていた。
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 街道を外れて御室あたりで路地に入った。線路が見える。京福電鉄の嵐山線、人呼んで嵐電だ。嵐電は民家の勝手口や物干台をかすめて走っている。写真はその嵐電とチョイ乗り号と秋桜。

同い年

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 先週琵琶湖一周を含めて230キロも走ったという。その自転車乗りと桂大橋で待ち合わせた。この日も既に早朝から北山を60キロほど走って来たらしい。牛ガラのジャージそのままにモ〜パワフルなその人は、このブログにも何度か登場してもらっている、みーこさんである。
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 曇り空の下、自転車道を南へ向いた。目指すは流れ橋だ。例のごとく僕が遅い為にペースはゆっくりで、雑談しながらサイクリングである。途中、土手の登りでインナーギアに落としたら、アウターギアに戻らなくなってしまった。ゴソゴソとワイヤーの張りを調節してみたがどうもダメだ。仕方なくインナーで走り続けた。


 流れ橋で暫し休憩して、折り返す。八幡の駅前あたりで早い昼飯にしようとウロウロ。幾つかお店はあるのだが、ちょい乗り系ナイスミドルな我々とはどうもフィーリングが合わない。それで自転車道を北へ戻って赤池にある城南園という中華料理店にナダレ込んだ。中華ランチと餃子と○×△を注文した。味はどうかと言うとヌハハだ。また来たい。


 ディレイラーの調子を看てもらおうと、上桂のトーヨーサイクルに立寄った。暫くすると見覚えのある人が来店した。nasubiさんだった。久しぶりの再会は嬉しい偶然だった。世間は狭いと言うが、自転車乗りのソレは相当狭い、と思った。そうそう登場したオヤジは3人とも同い年である。

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