それはもう見事な曇り空だった。首筋に纏わり付くような湿気が鬱陶しいものの、ぶ厚い雲に隠れた太陽が顔を出す事はまず無くて、お陰で暑さはマシだった。桂川、木津川と河川敷を南へ進んだ。独り善がりな中年男が駆るのは、クルクルとペダルを廻せば、何かと難しい日常も、どうにかこうにか廻ったように感じられるという乗り物、自転車である。
奈良。春日山の懐、飛火野あたりでは鹿群が夏草を食んでいた。まだ背中に斑が残る若い鹿が多い。真昼間だと言うのに、相変らずの薄暗い梅雨空と、飛火野の草原が創る風景は少しばかり郷愁的か。
腹が減ったので、白川というタコ焼き屋で一舟食べた。それから県道を西へ向いた。あちらこちらに池が多い平城京をほぼ横断して、辿り着いたのは世界遺産、薬師寺である。
折角なので中に入れてもらった。500円也。自転車置き場があったけど、事務所で預かってもらった。だだっ広い敷地に伽藍配置、東西に塔を置いて、真中奥に金堂がある。西塔が色鮮やかなのに対して、東塔はモノトーンで地味だ。東塔は国宝だそうだ。金堂にはホストがいる。薬師如来だ。パンチパーマも座り方もあの方ゆずりか。脇を固めるのは日光菩薩と月光菩薩だ。因みに三体には「薬師三尊」というトリオ名があって、御三方とも国宝である。僕の趣味は月光さんだろうか。話が脱線しそうなので今日はここまで。行って帰って102km。

飛火野から春日大社の辺りは4月末の藤の花が咲く頃が散策には一番いいですね。
薬師寺の東塔は、創建当時は連子窓は青色だったようですが、私も今の質素な色合いのほうが好きです。
子供の頃東塔のプラモデルも作ったことがありますよ。
nekonoさん、ども。
東塔のプラモデル!って、そんなのがあったんですか。それをまた、買って作ったとは、nekonoさんはただ者じゃないですね。私が子供の頃に作ったプラモと言えば、マッハGOGOGOのマッハ号ぐらいです。
奈良ですか、私もロードでたまに行きます。
家から東大寺の前まで1時間15分で到着です。
お土産の柿の葉寿司を買ってリターンします。
サイロより旧24号の方がAv上がりますよ。
hiroさん、ようこそ。
行き帰り同じ景色のサイロは食傷ぎみになります。旧24号は面白そうですね。ぜひ走ってみたいです。もちろん柿の葉寿司も・・