灰谷地区には水道がない。なくても困らない。地下水が豊かなのだ。灰谷の他にも大原野には水道が通っていない集落がいくつもある。西山は水源の郷だ。その水質の良さは、ウイスキー発祥の地であるサントリー大山崎蒸留所を引合いに出してしばしば語られる。伏流水が豊かな京都盆地にあっても、西山の水は間違いなく一級品である。
大原野の住人として書き留めておきたい事がある。水を巡って、隣町で騒動が起きている。大山崎町が京都府を訴えたというニュースが流れたのは先日の事だ。前代未聞である。民間会社ならば、子会社が親会社を訴えたという図式だ。
政権が共産党だから楯突いているとか、自民党だからどうだとか、そんな次元の話じゃない。国土交通省による止まらないダム建設、水資源機構、天下り、利 権、府営水道が高いのはそれらロクでもない話とすべて一連である。足元に素晴らしい水源があるにも関わらず、地域の住人は、明らかに高い水道料金を押付け られている現状がある。府を相手に遣り合う大山崎町の前途は多難かも知れない。しかし、一生活者の立場からすれば、事の詳細を知れば知るほど、大山崎町が上げた 声はもっともな話だと思う。
「水の押し売り、料金高い」 大山崎町が京都府を提訴
高い水道代「もう我慢できない」 京都府大山崎町の提訴



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