何をするにも良い季節である。もっとも、何もしなくても良い季節である。秋刀魚でも食ったら、ごろ寝して伸びた鼻毛を抜くという至高の悦楽に浸れば、オヤジの秋も本番だろうか。そんな折、息子が図書館に行くというので、一緒に行った。親子で自転車を連ねてやって来たのは、西国街道の脇に建つ向日市立図書館である。

息子は借りていた数冊の本を返却したあと、歴史の本を読んでいた。彼は最近、日本の歴史にご執心である。とりわけ江戸時代には興味津々で、十五代続いた徳川幕府の将軍の名前の暗記は当然、それぞれがどんな人物だったが、研究している。一番好きな将軍は吉宗だと言う。これはテレビで観た「暴れん坊将軍」の影響である事は疑いの余地がない。

NHKの松平アナウンサーは子孫みたいです。
息子さんは「その時歴史が動いた」を見てはりますか?
uenoさん、ども。
ええ、そうやったんですか。
息子に教えたらよろこぶと思います。
「その時歴史が動いた」は私も好きです。