七変化の花と東アジア

七変化の花と東アジア雨の土曜日、空は灰色である。日本列島に貼りつく梅雨前線は、堅実な仕事ぶりで、京都西山連峰にも、ちゃんと雨を降らせている。灼熱の太陽が現れる前に、夏本番が来る前に、膨大な降水をもたらす。梅雨がくれる分け前は、あらゆる生命にとって、命の水である。それは、四季を操るモンスーン気候の壮大な仕掛けだ。

善峯寺を訪ねた。同伴者は、ウソかホントか、李王朝ゆかりの風水師だという家人である。二人で山門をくぐるのは3年ぶり。前回と違うのは、互いの年齢と、今年は傘が必要なことだ。急峻な小塩山の中腹に建つ古刹は、霧雨に濡れそぼる。入山料は1人500円也。

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濡れた石段を踏みしめて境内へと至る。本当なら天空の境内からは、京都南部の街並みが見渡せるのだが、あいにく霧に煙って視界は悪い。しかし、順調な降水もあって、紫陽花庭園の一万株は、9割がた咲きそろっていた。空はモノクロだが、紫陽花は瑞々しく鮮やかである。

地中の環境によって、色を変える紫陽花はまさに「七変化の花」と呼ばれる。花言葉は「うつり気」である。変わる事は悪い事ではない。南北首脳会談、米朝首脳会談を経て、東アジアの情勢はダイナミックに変わろうとしている。しかし残念ながら、日本の政権は、幼稚で矮小な思考に捕らわれて身動きが取れないでいる。国内の政治を嘘とデタラメで塗り固めた政権は、国際社会でも取り残されるばかりである。腐った株からは、ロクな花は咲かない。一日も早く根っこごと取り除くべきである。

 

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