水の都、大阪は美しかった。大阪城と高層ビルの間を川が流れる風景を京橋口あたりの陸橋から眺めた。建物も川も緑も全てが洗練された大都会の姿を見ると、自分が凄く田舎者に思えた。大きな声では言えないけれど、生まれて初めて大阪城公園に入った。風は冷たいけれど青空が見えた2月の平日の事である。公園にはジョギングする人やら、散歩する人やら、旅行者やら、日本人やら、外国人やら、天気のせいか、人が大勢いた。
ずっと淀川を下って来た。もちろん自転車である。この日は頼れる人が一緒だった。ブログで知り合ったみーこさんだ。片道50kmを文字通り引率してくれた。八幡、枚方、守口と逆風の中を走り淀川大堰に至る。隣接する毛馬こうもんから大川を巡る。幾つもの橋を潜って、開花にはまだ程遠い桜並木の散歩道を漕ぎ進む。見えて来るのは、川と街が融合した大都会の風景だった。
京都へ向かう帰り道は追い風でスピードに乗れた。と思ったら途中、雨が降ったり、強い西風や逆風に苦しめられた。とどめは京都に入ってからのミゾレ混じりの冷たい雨だった。いやはや辛く楽しい一日だった。何とか100km。ヘロヘロ。
