浜田省吾は息の長いアーティストで、70年代、80年代、90年代、現在と彼が生み出した楽曲は膨大である。そして常に時代に対するメッセージを込めて来たという意味では、無二のロックシンガーだ。はじめて彼のLPを買ったのは、僕が高校生の時だった。磨り減るぐらい聞いていたのを思い出す。
その浜田省吾の新曲は「I am a father」という題名である。Yahooの特集ページでビデオクリップを観ることができる。単身赴任の父親に会いたくて、はるばる遠出する幼い兄弟と子供の無事をひたすら案ずる父親の姿が描かれていた。父親を演じるのは時任三郎だ。曲は何処にでもいる父親をそれこそストレートに歌っている。曲を聴いて、いい加減な自分も人の親になったのだと今更のように確認する。子供の存在と成長は僕にとっては幸せな事でもあり、少し恐い事でもある。浜田省吾が歌う「I am a father」が胸に響く。


