自転車: 2006年5月アーカイブ

 休日。二週間ぶりに自転車に跨った。たっぷり惰眠を貪って家を出たのがもう昼だ。ちょっと曇天。例によって自転車道を北へ。
route477_01.JPG
 走った順路はこんな感じ。
自転車道→嵐山→きぬかけの道→北山通り→上賀茂→静市→江文峠→大原途中峠琵琶湖大橋瀬田宇治川ライン→宇治橋→伏見→自転車道→帰路 115km。
 補給したモノ ペットボトル4本、栄養剤2個、シュークリーム、どら焼き各1個。写真は伊香立のレインボーロード。

 布目ダムに着いた頃にはもうレースは終わっていた。表彰式が行なわれていたらしいダムサイトの会場は片付け作業に入っていた。TOJの奈良ステージをチョットでも見ようと、車を運転して山を越えて柳生の里を抜けやって来たのだが・・残念。そりゃ睡魔に勝てなかった自分が悪いのだ。それにしても家を出たのがもう昼だというのは頂けない。本当にレースを見る気があったのか怪しい話である。ただ言い訳がましい話をすると、木津川沿いの国道の大渋滞はマイッタ。


 何もせず、このまま帰るのもナンなので、少し走ってみる事にした。いや、元々走るつもりでいた。例によって荷台から自転車を下ろしてサドルと前輪を付けたら出発だ。天気はチト曇りがち。


 一周約10キロというレースコースを半周して県道に出た。柳生の街道でチームジャージを身にまとった三人組とすれ違う。速いスピードで隊列が乱れない。レースに出ていた選手だろうか。僕には判らなかった。
satukibashi04.JPG

 
 その後、県道80号と国道25号を東進して五月橋から月ヶ瀬に入った。月ヶ瀬とは名張川の中流域の呼び名だ。その名張川に架かる五月橋は奈良県と三重県の県境になっている。一帯は月ヶ瀬梅渓と呼ばれる梅の名所で春先には一万本のが咲く。


 学校帰りの小学生はローディー姿の僕を見ると「頑張ってくださーい!」と声援してくれた。しかも同じ声援が矢継ぎ早に飛んで来た。どうやら選手と間違われたようだ。地域や学校では「選手を見たら応援しなさい」と教えているのだろうか。「違うんだよ」と説明している暇もないので、アゴの下で空手チョップを作って「アイーン!」と返すとウケたようだった。そんなこんなで下流の高山ダムを冷やかして、飴と鞭のようなアップダウンを繰り返して布目ダムに戻った。いやはや、正直しんどい。でも面白いのでまた来たい。柳生、山添、月ヶ瀬あたりをウロウロ、68km。

 お祝いに焼肉を食べさせてくれるという。今年も連休中に一つ歳を取った。もう歳が勝手に一人歩きしているだけで、精神年齢はとうの昔に止まっている。別段メデたくもないが、焼肉は食べたい。昼間、例のアレに乗って北山の峠でモガいて来た後だから、それはそれは腹ペコだった。やって来たのは教王護国寺、つまり東寺から程近い「焼肉ますいち」という店である。
masuichi_karubi02.JPG


 ユッケから始まって、塩タン、カルビ、キムチ、チシャ菜、ナムル、ハラミ、わかめスープ、石焼ビビンバ等を注文した。少しばかり身体を搾ったからと言って調子に乗って、直ぐにリバウンドするというのが毎度のパターンである。消耗から回復しようとする身体は前にも増して貪欲だ。気を付けないといけない。自制して酒は控えめに、生ビールと麦焼酎を一杯ずつ。それにしても自転車の後の食事は旨い。困った事に幾らでも食える。また走るしかない。マッチポンプか・・。
「目に青葉 山コンパクト 上カルビ」

 嵯峨野の広沢池から通称きぬかけの道を少し東に進むと、山越という交差点に出くわす。そのまま東に行けば仁和寺、龍安寺などを経て衣笠に至る。南へ行けば丸太町通りである。北に行くと国道163号、別名、周山街道に出る。その山越の十字路で少し迷った。一度は東に行きかけたものの、思い直して、北へ向いた。大型連休が明けた晴天の平日の事である。


 山越の交差点からの北進は登りである。周山街道に至るには鳴滝音戸山という小山を一つ越えなければならない。まあ、なかなか小憎たらしい坂で、いきなりから相当な勾配である。貧弱な自分の体力を罵りながら、コンパクトクランクのインナーギアを踏んで進む。ハアハア言いながら登り着いたのは、被せたお椀の様な峠だ。下れば、そこが京都北山の入り口、周山街道である。
takao_shinnryoku02.JPG


 街道は、だらだらとした登りではあるが、御経坂峠からは暫く下りになる。見通しが良いので、新緑をオカズに気持ちよく踏める。登りのウップンを晴らせる場所だ。じきに道は登りに戻る。トンネル怖い病という持病がある僕は、中川トンネルは潜らずに、旧道を選んだ。トンネル入り口右手の側道を行けば、北山杉の製材所が多い集落を抜けてトンネル出口付近で再び合流する。この辺りで住所は右京区から北区に変わる。


 中川トンネルから少し行くと、分かれ道に出る。右へ曲がれば<杉坂方面である。右折した。これで周山街道とはお別れだ。北山杉に囲まれた坂道を暫く進むと杉坂の集落で道は別れる。左を選んでさらに林道を登って行く。ちなみに右へ行けば京見峠を経て鷹峯、市街地へ至る。


 その後、真弓の集落辺りで別れ道に出た。集落の奥は行き止まりだから、事実上、道は一本である。ただ、京都市街地に戻るには峠を越えなければならない。最後の難関、持越峠である。この峠はちょっと険しい。今や伝家の宝刀であるコンパクトクランクのインナーギアでモガいて何とか登った。峠からは雲ヶ畑の集落が見下ろせた。
mochikosi_touge01.JPG


 杉林を抜け、を渡り、雲ヶ畑の集落をどんどん下る。道はだんだん良くなるが、その分、車も増える。やがて上賀茂に至る。そのまま賀茂川沿いの街道を南進して堀川通りに合流した。堀川通り、北大路通り、西大路通りと走ったが、夕方の市街地は、どうしようもなく走り難く感じた。
自転車道→嵐山→高雄→杉坂→持越峠→雲ヶ畑→上賀茂→帰路 67km

 nasubiさんに誘われたので、それじゃと一緒に走る事にした。プチ・ブルベ山城100kmにエントリーされたnasubiさんは、流れ橋をスタートして嵐山に来るという。それにチョット便乗しようというのである。その第1チェックポイントである嵐山で待ち合わせた。空を泳ぐ鯉のぼりも気持ちが良いに違いない五月晴れのこどもの日の事である。


 待ち合わせ場所に現れたのは、nasubiさん、大西さん、ヒロさんの三人だった。nasubiさんも大西さんも湯豆腐を食った正月以来の再会である。ヒロさんは初対面だったが、アナジテというサイトではコメントをやり取りする仲だった。しばらくワイワイと談笑。そうして四人組になった我々は嵐山を出発した。


 家族サービスの為、家に帰るという大西さんと御幸橋で別れ、流れ橋の四季彩館で昼食を取る。蕎麦と炊き込みご飯を食べたが、物足りないので売店でヨモギ餅を買った。三つ入っている。二つは食べた。もうお腹いっぱいだ。食べる物を粗末にしてはいけないと思いながらゴミ箱があったので捨ててしまった。直後、トイレから戻ったnasubiさんが、ヨモギ餅は全部食べたの?と訊いてきた。一個あるよチョット待ってて、と言った僕は、すぐさまゴミ箱に戻って先ほど捨てたヨモギ餅を拾い上げた。そしてnasubiさんに渡した。
kizucr_n&h01.JPG

 昼食後、走力があるヒロさんを先頭に再出発した。吹く風も爽やかな木津川を南下する。あっという間に泉大橋に至る。チェックポイントの泉橋寺では大きなお地蔵さんが迎えてくれた。そのお地蔵さんをバックにスタッフの方が写真を撮ってくれた。恐縮ながらエントリーしていない私も入れてもらった。


 泉橋寺から折り返して流れ橋がゴールである。仕事がある僕は最終チェックポイントの井出橋でお二人と別れた。多くの自転車乗りとすれ違いながら、新緑の自転車道を走る事ができた。楽しい時間だった。素晴らしい天気の下、今年初めて半袖で走ったら腕が真赤に焼けてしまった。まるで焼豚である。95km。

 Ritsでのレース体験の翌日、つまり4月最後の日、何故かガレリア亀岡に来ていた。乗って来たのはタイヤが四つで丸いハンドルが付いた乗り物、つまりが車である。そこで行なわれていた何だか解らない催し物には興味が無いので、一応車の運転もできるらしい同乗者の偽風水師に車を預けて一人で帰る事にした。というか、元々そのつもりで来たのだ。車の荷室には自転車が積んである。


 熱い股間が欲するままにサドルに跨り西へ向かった。保津川渓谷を通って京都市内へ帰ろうという企みである。ずっと北へ行って八木町から越畑を通れば保津川渓谷に入れるのだが、時間の関係でそれは出来ない。実はもう一つ道がある。愛宕林道だ。道は保津町の集落から北へまっすぐ神明峠まで延びている。言うなれば、秘境へのショートカットである。道は険しい。
funatukiba_sashi01.JPG

 保津川下りの乗船場が見える保津橋を渡れば保津町の集落である。集落を抜けると山道になる。やがてゲートが現れた。車は通れないが自転車なら問題ない。ゲートを越え、昼間でも薄暗い林道を進む。足下は杉の枝葉や小石が散乱していて決して良い状態には見えない。パンクには要注意だ。


 僕にしては頑張って小一時間も登っただろうか。杉林の切れ目にが現れた。池は大小二つある。池の先は再び林道で、キツイ登りだった。もう半泣きで漕ぎ進むとゲートが見えた。それが林道の終点である。つまりそこは愛宕山の顎の下、神明峠だ。ただ、最後の登りは殺人的である。本当に死にそうなので自転車を押して登った。


 愛宕山麓の豪快な下りを行く。ブラインドコーナーが多いのでスピードは出せない。斜面のあちらこちらに紫色の山ツツジが咲いていた。水尾、保津峡を過ぎれば最後の関門、六丁峠だ。険しいが越えれば嵯峨野から京都市街に至る。

 Ritsクリテリウムに出場した。カテゴリー5。ハアハア言いながら最後尾あたりでゴールした。終始、後方を走っていたからタイヤが接近するような集団走行の怖さは無かった。怖かったと言えば、コーナーに突入するときのスピードだろうか。コーナーワークは勉強して練習しないとダメみたいである。
rits_bikes01.JPG
 もちろんダメなところはいっぱいあるのだが、落車する事もなく無事に完走した事が収穫である。たった3周のレース体験だったけど、懸命に漕いだし、はっきり言って、しんどかった。秋も出るのか・・。

2008年7月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.1

このアーカイブについて

このページには、2006年5月以降に書かれたブログ記事のうち自転車カテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブは自転車: 2006年4月です。

次のアーカイブは自転車: 2006年6月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

このアーカイブについて

このページには、2006年5月以降に書かれたブログ記事のうち自転車カテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブは自転車: 2006年4月です。

次のアーカイブは自転車: 2006年6月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。