自転車: 2008年9月アーカイブ

車のように鈍間な台風と低気圧のおかげでここ数日は雨続きだった。秋の琵琶湖を舐め周ってやろうと計画した前日も雨は深夜まで降り続いた。オヤジを心配させた秋霖は朝には止んでいた。

雲は残るが爽やかな朝だった。この日は、嬉しい事に、心強い同伴者が二人も居た。nasubiさん、ビスさん、パンクで苦労した春の琵琶湖と同じメンバーである。オヤジ三人は反時計回りで琵琶湖大橋をスタートした。
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080916sagano018.jpgしあたって何処に行くとも決めたわけでなく、とりあえず家を出た。ひとり善がりなオヤジが駆るは、時速20kmで走れば、鼻の穴の粘膜から忍びよる秋の気配を感じさせてくれるという金斗雲である。稲穂が頭を垂れる嵯峨野の田園地帯を抜けて、周山街道へと分け入った。

konzoji 014.jpg原野にも少し乾いた風が吹き出した。辛子色の自転車に乗って、小塩山の懐に入った。竹林を縫って急坂が続く。路面はもともと小石や苔が多い上に、9月の雨を吸ったあとだ。それで辛子号の後輪はよく愚図った。強いトルクを掛けるとズッルと滑るのだ。腹にベーコンを巻いたオヤジは、ぺダリングを少しでも軽くしたい、という強迫観念から高圧の注入に余念がない。滑るのはそのせいもあるかも知れない。肺と心臓と腹筋に鞭打って、ホイールが空回りするほどの壁坂を半泣きでよじ登ると、赤い山門が現れた。金蔵寺の仁王門である。
080905 006.jpg月のある日、nasubiさんにおびき出されて、自転車に乗った。秋のナニと夏のソレが混ざった空気の中、涼しいのか暑いのかよく判らない自転車道を南へ。御幸橋からながれ橋とサイクリングペースで進む。平日だが多くの自転車乗りとすれ違った。

何食おう、うどんを食べよう、と言う事になった。橋を渡って、峠を越えて、旧道を並走して、宇治田原の名店である田中製麺所に行って見たら、人がいっぱい並んでいた。小一時間も待たされそうな状況だったので諦めた。仕方なく、ダムを通って、宇治市街に下りて、レストランに入った。

2008年11月

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