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higanbana 115.jpgりの季節だ。京の西の果て、大原野の田園風景も、今や黄褐色に色を変えつつある。どこからともなく乾いた風が吹いて、ユサユサと稲穂の頭を撫でている。早くも稲が刈り取られた一画では、焚かれた籾殻が秋のノロシを上げていた。


棚田の畦に彼岸花が咲いていた。地味な風景に紅一点、ハッとするほど美しい。葉が無い緑の茎に炎の様な花をつけている。毎年の事だが、田圃のどこからこんな色が出てくるのかと不思議に思う。別名は曼珠沙華、梵語で「天上の花」と呼ばれる花は、色も姿も意味深だ。

梅雨時

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都盆地の西の果て、大原野は緑の絨毯が鮮やかだ。灰方という集落には郵便局があって、その前にはバス停がポツリとある。梅雨空の下で傘を差してバスを待てば、トトロが現われそうなぐらい牧歌的な風景である。

46歳の春

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090411 042.jpg45歳の春だ。いや、来たる黄金週間には46歳になる。だから46歳の春だ。天才バカボンが歌っていたのは41歳の春だったが、いつの間にやら追いつき追い越してしまった。もはや40過ぎたオッサンの年齢なんぞ、どうでもよさそうものだが、40代も"折り返し"かと思うと、なんだか気分はシャバダバである。
090412 033.jpg花見ウィークの京都は見事な晴天が続いた。気温はぐんぐん上がって、初夏の様な陽気だった。

今週火曜日、ひさしぶりの雨が降って乾いた桜にもやっと水入りである。この"水入り"が平地の桜は終りの合図だろうか。花咲く季節に大原野をウロウロして、撮り貯めた写真を数枚と能書を少々。

菜種梅雨

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nanohana 095.jpg粉の影響なのかクシャミばかりしている。菜種梅雨だろうか、ここ数日は雨がよく降った。曇天の間隙をついて、自転車に乗って巷をウロついたら、大原野の田畑の一画は黄色く彩られていた。まったりと鼻を擽るのは菜種油の香りだ。

春告鳥

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090214 046.jpg月橋から桂川の左岸を遡って、羅漢像を横目に路地を抜ければ天龍寺の敷地に至る。その天龍寺には友人がいる。ハナ垂れ坊主の頃から同じ町内で遊んで、そこいらの畑を踏み散かした間柄である。山門脇で久しぶりに幼馴染と立ち話をした。
ごく穏やかな天気だった。大好きな自転車で大原野を散策した。あまり人には出くわさない。西山の麓の農道は閑散としていた。

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081204oharanojinjya 045.jpg走の京都は穏やかな日が続いている。自転車を漕げば汗ばむ陽気だ。西山連邦は紅く燃えていた。広葉樹が葉を落とす間際の最後の見せ場だ。連日満員御礼の京都紅葉劇場だったが、そこから徐々に醒めて人が去って行く今時の風情は悪くない。そのうちシベリアから寒気団が降りてくれば、忽ち凍えるだろうが、それはまだ先だ。太陽さえ出れば暖かい。今しばらくは自転車日和だ。


080619 132.jpgれ間が覗く一週間があったかと思えば、替わって今週は雨、雨、雨だ。梅雨前線の本領発揮か、降り倒している。四季を操るモンスーン気候の壮大な舞台仕掛けは、大量の雨を降らせた後に、真夏の太陽が照りつける、という段取りではあるが、湿気が蔓延る京都盆地の懐は、暑いのって、鬱陶しいのって、既にミストサウナの様相である。

そんな中、雨上がりの間隙を縫って家人と二人で散策に出た。行き先は、大原野の善峯寺である。入山料を払って山門をくぐったのはたぶん二年ぶりだ。紫陽花苑では一万本が見頃を迎えていた。花の色は、赤、青、紫、まさにリトマス試験紙の様である。

080613 018.jpg雨の中休みが青空をくれた。ほんじゃと金蔵寺に至る山道を上った。竹林と棚田を縫って、ゆっくり散歩である。とは言うものの、道はだんだん険しくなって来る。峠近くの勾配は極悪非道で、コンクリート路面は荒れている。余り頑張るとろくな事ないので押して歩いた。が、クリートが滑って歩くのも難儀である。

逢坂峠を越えると分かれ道に出る。直進で高槻市、左折して杉谷。杉谷方面には大型車は入るなと書いてある。道が狭くて急峻なのだ。左折して杉谷へ向いた。

2009年10月

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