市内の中心部で金融街や繁華街を擁する四条通は紛れも無い京のメインストリートだ。東の詰まりには祇園祭を統括する八坂神社があって、反対側の西詰まりには京都の酒祖神である松尾大社が対座する。その松尾大社から桂川を挟んで少し東の四条通り沿いに美しい梅が咲く事で有名な神社がある。梅宮大社である。どんな具合か、久しぶりにウロついた。たぶん10年ぶり。
小じんまりした境内には白梅も紅梅もある。咲き方も早いのやら遅いのやらマチマチだ。本殿向かって右の白梅に人ダカリが出来ている。六分咲きくらいだろうか。おばさんの4人連れからシャッターを頼まれる。ニコニコと応じる。

梅林もあるという有料庭園に入ってみた。500円也。小さな池の辺に幾つかの梅が咲いていた。橋が架かった浮島に茶室があって、そこにも梅が咲いている。梅の花の周りには忙しそうな連中がいた。花びら間からお尻を出したり、顔を覗かせたりしている。しかし、梅林の方はまだチョット早くて蕾ばかり。その代わりではないけれど、小道に淡いピンクの椿が咲いていた。小ぶりなのを見ると侘び助だろうか。控えめな感じが良い。好きだ。と呟いても、可憐な花は黙ったままだった。
