有り難い事に我家にも新年が来た。元旦は晴天になった。それで午後から家族を連れて初詣に行った。京阪電車に乗ってたどり着いたのは伏見稲荷大社だ。伏見稲荷といえば稲荷信仰の総本山、超有名ブランドである。
予想はしたが、それはもう大変な人出だった。駅から続く参道をほとんど押し競饅頭で進んだ。参道の両脇は露店が鈴なりで、それを見て子供達は落ち着かない。
新年の願い事と言っても特別な事は無い。両手を合わせているとき、思い浮かんだのは家族の健康だ。月並みだけど、それこそが大切で、ヤヤもすると成り難い事であるなと思ったりするのは、やはり歳のせいか。ささやかな明日を信じる庶民のさい銭は四人で20円也。


