夏の間はずっと辛子Bianchi号ばかりに乗っていた。だからマドン号はホッタラかしだった。この絶好の季節に、そのマドンに乗るために、チューブを交換して、ディレイラーを調整して、チェーンに注油して、ヘッド周りを締め直した。まあゴソゴソと手は入れたものの、実のところ、ディレイラーなんぞは、これで良いのか、悪いのか、よく判らない。ちゃんと変速できるから、まあいいだろう。
マドン号は僕の1stバイクである。色はカーボングレーだ。百花繚乱、万華鏡の様な今時のロードバイクのデザインの中では、どちらかと言えば地味だ。だからバーテープとサドルぐらいは少々派手目にと、心がけている。そしてホリゾンタルである。もう直ぐ出回る新マドンはスローピングになってしまったので、TREK最後の水平フレームという事か。そうなのか。
秋晴れの昼下がり、ペダルをクルクル回して街道を行くと、腹がグーグー鳴った。何キロも走っていないのに腹だけは減る。マドン号は、ごく自然に、当然の様に、丸亀製麺という店に吸い込まれた。ほとんどゴキブリホイホイである。そして"とろ玉うどん"を注文して、喰った。次の休日は、このマドン号で琵琶湖を周る予定だ。そこそこ気合を入れて、適当に気を抜いて、死なない程度に頑張ろうと思う。


