時事・ニュース: 2005年2月アーカイブ

 あびる優はとうとう警察から事情聴取を受けたようだ。公共の電波で犯罪を公表した以上、警察も放っておけないという事らしい。それにしても今時のタレントと番組を作る人間はこの程度なのか・・
 
 僕は仕事がら帰りが遅いので深夜にテレビを見ることが多いのだが、あびる優は深夜バラエティ番組辺りでちょくちょく見る顔だった。「馬鹿で口が悪くてたいして可愛くもない女」僕の印象は正直こんなところだった。しかし彼女自身は「賢くでイケてる女」であると勘違いしている節があって、それが逆に彼女を醜く見せていた。

 
 ホリプロといえば僕が大好きだった山口百恵を排出した名門プロダクションだ。天下のホリプロは一体あびる優のどこを売り物にしようとしていたのだろうか。僕は理解に苦しむ。想像するに「歯に衣着せぬ物言いの今時の女の子」といった所だろうか。でもそれには「知性」と「説得力」またはある種の「人間味」が必要だろう。あびる優にはそのどれも見当たらない。何でも売り込めば良いってもんでもない。

 
 番組プロデューサーの責任も重いと思う。「万引き」を面白おかしく扱ったつもりだったのだろうが、あては外れた。それどころか視聴者の猛反発を喰らって結果これである。万引きが悪いのは当然だが、それを材料に「悪臭」のような番組を流してしまったわけだ。これが「娯楽番組」のつもりだから性質が悪い。どちらかというとタレントの質よりも「テレビを作る側」のアホさ加減が気にかかる。
万引き告白:女性タレントを聴取 警視庁、処分検討

 同情論は書きたくない。自分のやった事を認識して罪を償うべきだと思う。しかし同類の事件が繰り返されるからにはそれを育てる温床があるはずで、少年が育った環境をできる限り詳らかにするべきだと思う。加害者の人権云々を論ずるより、親、学校、社会は知る限りの情報を出すことが重要で、それはどれだけ居るか分からない「予備軍」に対する警鐘になるはずだ。

 
 学校も社会も手をこまねいているばかりに見える。どうしたらいいのか分からないのか、たぶんそうだろう。また学校の警備強化論が高まるだろうが、警備を強化すればするほどこの社会の病巣が見えて来る。安全の為に学校を鉄の要塞にするか・・はたまた武器を持った衛兵でも立たせるか・・


 学校を休み勝ちだった少年は中学二年になる頃にはすっかり不登校児になっていたと報道されている。僕が育った時代は「学校に行かないならば、働け」と言われたものだ。「ひきこもり」や「ニート」など許されない時代だった。子供が学校に行かないとなれば、それはもう社会との関わりを絶つと言う事に他ならない。学校や社会は親は少年に対してどれほど働きかけたのか。十代の子供に対しては厳しさが必要だ。厳しく親身な大人や先生が一人いるだけでも今日のような結果とは違ったのではないか。

 
 物が溢れる日本社会にあって与えているだけの親達は反省すべきだろう。僕も反省しよう。社会と関わらない子供が日々増殖している事はまず異常だし、その異常に関心を持たない社会もまた異常だ。ましてや、ひきこっもった子供に対し親がゲームやコンピュータの環境だけを与え続けていたとするならばそれは「家畜」と同じだ。人と関わる事なく成長した「家畜」は「人の痛み」を理解しない。いつしか行き場のない不満や欲求を満たそうと何かを起こす。人を殺すに至った時、「家畜」は「鬼畜」になる。社会との関わりなしに人は人でありえない。
刺殺少年が熱中のTVゲーム、15歳未満への販売規制-YOMIURI ON-LINE / 社会
無差別に教職員狙う? 「目の前にいたから刺した」 - asahi.com : 社会

 あれは本当に素晴らしいシュートだった。小笠原のフリーキックも凄かったが、この日の千両役者は他にいた。ヒーローの名は大黒将志。一世一代の大仕事をやってのけた男はガンバ大阪の若きストライカーだ。でも国際試合ではほとんど無名だという。彼は昨年20得点をマークしてJリーグの日本人選手の中では得点王になっている。正直なところ僕は彼を知らなかった。ごめんなさい。でもTVのインタビューを観て一変で好きになった。落ち着いて漂々と話す姿がいい。なんちゅうても大阪生まれってのがステキやがな、ホンマ。

 「浮かさないように打ったら、入ってくれた」

 ゴール前のペナルティエリア内というのは「鉄火場」だ。攻める方が必死ならば、守る方も命懸けなのだ。一流のストライカーに常に求められるのは、そんなアドレナリンが沸き立つような場面での冷静さだ。福西から大黒に渡ったラストパスは「転がり球」ではなくバウンドした「浮き球」だった。ゴール前の「浮き球」からのシュートはしばしば外れる。それもポストの上へ外す事が圧倒的に多い。簡単ではない。その場面で大黒は振り向きざまに球の赤道から上を振り抜いている。間違ってもポストの上へ外す事がないようドライブ回転を掛けたのだ。日本に勝ち点3をもたらしたのは彼の「落ち着き」に他ならない。あれは本当に素晴らしいシュートだった。
大黒の代表初シュート、日本救う W杯予選 - asahi.com : スポーツ : サッカー

 待ちわびた決戦の日だ。現代を生きる人類にとってサッカーとは如何なる物か。また性懲りもなくそんな大風呂敷を広げてみよう。近代サッカーの発祥は19世紀のイ ギリスであるといわれているが、「足技競技」をその起源とするならば、中世のヨーロッパにまでさかのぼるだろうし、日本の中世にも「蹴鞠 」(けまり)がある。悠久の太古から人は足で物を蹴ってきただろうし、広義の意味の「サッカーの起源」を特定する事は不可能な事かもしれない。人体の四肢のうち一番力が出るのは足であり、普通の腕の3倍から5倍だと言われている。鍛え上げた下半身をもつ人ならばそれ以上 となる。サッカーはまさに「蹴る」という人類の本能に起因したスポーツだ。

 
 野球は僕も大好きなスポーツではあるが、サッカーとは思いの次元が違う。野球大国日本ではしかたのない事かも知れないが、メディアでサッカーと野球が同列あるいは野球の下に扱われるのを見ると苛立ちを禁じえない。その規模と全人類との係わりを考えれば野球とは比べ物に ならないし、全人類にとって唯一の共通の競技があるならばそれは間違いなくサッカーだ。
 
 こじれる拉致問題で日朝関係は最悪の状態にあるといっていいだろう。日本と北朝鮮は互いに因縁や憎悪が何重にも絡み合う仇国だ。戦う前 のお膳立てとすればこれは凄い。プロレス興行顔負けだ。以前の記事でも書いたが、W杯は政治も因縁も民族もすべて呑み込んでいく戦いだ。僕は体中のアドレナリンたぎらせてジーコジャパンを応援する。
速攻・集中力要注意 あす北朝鮮戦 - asahi.com : スポーツ : サッカー

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