時事・ニュース: 2005年3月アーカイブ

 韓国人の反日感情の高まりは相当だ。大統領までが油を注ぐに至ってはどうか。貿易交渉に影響がでたり、ゴルフ場では「日本人入場禁止」なんて所まで出てきている。向うで生活している日本人は何かと面倒な事が起きているのではないだろうか。ワールドカップ共同開催、韓流ブームといい流れがあっただけに残念に思う。日韓友情年の年に竹島は「目の上のタンこぶ」になってしまった。


 豊臣秀吉の「朝鮮出兵」、西郷隆盛の「征韓論」は日本の教科書にも出て来るぐらい有名な話だ。そんな時代を割り引いたとしても、日韓は長い間、友情と文化を共有してきた事は事実だ。長く鎖国を布いた江戸時代でさえ「朝鮮通信使」だけは別格で迎えられていたと伝わる。思うに「友情」とはお互い対等であって成り立つ物だ。一方が武力をもって優位に立とうとする処にそれは在るはずもない。お互いをよく知る日韓の敵対心は「近親憎悪」にも似るから性質が悪い。ずっと上手くやっていた日韓なのに、我々が生きた昭和とういう時代だけが著しく異常で欺瞞に満ちていたように思う。


 日の丸や小泉の写真を燃やし、体に火まで点ける韓国人は、日本人から見れば理解に苦しむだろう。それは在日の僕から見ても同じだ。まあ表現方法としては稚拙でおバカに映る。ただ韓国の歴史教育においてやはり「反日」は大きなテーマであり、いいかどうかは別にして「恨みの再生」は今も続いている。耳の痛い話だが、現代韓国において「反日」は国際競争を勝ち抜くための「動機付け」であり、パワーの源だ。政治しかり、スポーツしかり。竹島問題により曝された「韓国人のはらわた」は脳天気とも思えるこの国の韓流熱に冷や水を浴びせたに違いない。


 「領有権」や「漁業権」は物理的な問題として有るのはそうだ。が、誤解を恐れず言えば、そんな事はどうでもいい事で、問題の本質は悲しいほどにメンタルだ。島根県議会の「竹島の日条例」は韓国人の眠った感情を鷲づかみにしてはなさないのだ。昭和を生きた韓国人にしてみれば、あれは「日本帝国主義の侵略」であり、最も憎むべき相手に見えるのだろう。そして、わざわざこの時期に「喧嘩」を売った島根県議会の行為は、いろんな影響を考えれば、やはりいただけない。


 恨んだり、疎んじたり、見下したり、日本人と韓国人は大変だ。併合や戦争のあたりの話は未だに喧嘩の種になっている。次の世代は考え方や価値観を共有して何かを築けるだろうか。顔かたち、髪の毛、目の色、赤ちゃんのお尻にできる青い斑まで同じ両民族が、いつしか世界が羨む真の友情で結ばれる事を望む。
Sankei Web 国際 「友情年」行事の中止も 竹島問題で韓国(02/28 12:19)

 「指を切る」だけでは飽き足らず、「焼身自殺」を図る者まで出たようだ。なんて馬鹿な行為だろう。韓国人の大袈裟な感情表現は在日の僕もゲップが出そうだ。火を点けたのは50代の男だそうだが、あの「岩礁」は彼にとって命に匹敵するらしい。かつて軍事政権と学生達がやりあっていた80年代、韓国人学生の「焼身自殺」はしばしばあった。当時の学生には敬意を表したい。しかし、命がけの抗議も幾度か見せられると、韓国人がよくやる「パフォーマンス」だと揶揄されかねない。

 
 争点は「竹島の領有権」ではあるが、ソウルの日本大使館前に集まった韓国人の敵は、相も変わらず「日本帝国主義」であるようだ。こちらから見れば時代錯誤の感は否めない。が、島根県議会が「竹島の日条例」を決議したとき、傍聴席で万歳三唱をしていたのは特攻服にハチ巻きという面白い格好の人たちだった。これだけを見れば相手が「日本帝国主義」だというのも、あながち間違いだと言い切れないかも知れない・・

 
 竹島をめぐる日韓の歴史はそれはそれは複雑だ。ましてや、日韓には先の戦争を挟んで「着いて離れた腐れ縁」の歴史がある。どう考えても話し合いの決着など無理だろう。どちらのモノかなんて、もうそれは果てしない論争だ。そこでだ、日本同様、韓国も格闘技ブームであると聞く。K1かプライドのリングで決着を着けると言うのはどうだろうか。いや待て、サッカーでもいいぞ。
インフォシークニュース > 検索結果 > 全身に火を付け抗議 ソウルの日本大使館前

 東京地裁はライブドアの主張を認め新株予約権の発行を差し止める仮処分を決定した。それを受けて新聞各社は一斉に反応している。これがまあ面白い。人生いろいろ会社もイロイロ・・って誰か言ってたな。


 フジサンケイグループの一員である産経新聞の立場は鮮明だ。地裁の決定に対してあからさまに「不満」を表している。立場を見れば無理もないかも知れないが、自己防衛的な論調が際立っている。大新聞の社説としては説得力に欠けいているようにも思える。


 朝日新聞は今回の「新株発行」を「あと出しジャンケン」と批判している。そして地裁の決定を株主の利益や市場の公共性を考慮したものと評価している。しかし時間外取引に関してはライブドアをチクリとやっている。「中立」を強く意識したような印象を受けた。


 読売新聞は地裁の決定は予想されたものだが、このまま硬直状態が続いて放送事業に支障をきたす事を警告している。そして両者の歩み寄りを促している。大人の提案だ。


 メディアは事ある毎に「中立公平」を唱えるけど、それは「幻想」だ。そんな物は本当は存在しないのにさも在るように振舞っている。どんな大新聞であっても組織が特定資本によって成り立っている以上、自己防衛の本能は必ず働く。フジサンケイに起こった事は他のメディアでも起こりうる事だ。朝日も読売もそれが分かっているから、産経を叩きのめしたりはしない。手加減を知っている・・そんな感じがした。
仮処分決定 違和感残る企業価値判断 / 産経新聞(03/12 05:00)

ニッポン放送――株主無視が裁かれた / 朝日新聞

[『新株』差し止め]「泥沼回避に試される両者の対応」 / 読売新聞

 堤義明が逮捕された。ある意味この国の頂点にいたような人が犯罪の容疑者になっている。証券取引法に絡む「虚偽記載」や「インサイダー取引」の容疑だそうだ。世間を欺いてきた責任は重いという事らしい。しかし、マスコミの関心は違法行為そのものよりも、堤家の内幕や堤義明という人物そのものに向けられているようだ。

 
 「莫大な財産」「一族」「異母兄弟」「妾」「相続指名」「ワンマン」「株」一連の報道記事にはこんな言葉が踊っている。まるで2時間サスペンスか、横溝正史の映画のようだ。でもこれはすべて現実の話で、犠牲者まで出ている。


 馬鹿げた話だけど、株に比べて人の命がはるかに安っぽい。西武鉄道の小柳前社長の自殺は先月の事だが、その3ヶ月前の昨年11月、コクドの総務務部次長が山形の海岸で水死している。これは西武鉄道株の虚偽記載が問題になり出した時期だ。なんとオドロオドロしい事か。血生臭さでは映画以上かも知れない。

堤前会長を逮捕 東京地検特捜部
西武鉄道の小柳前社長、自宅で自殺
コクド次長が水死 株式事務担当、自殺か

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