朝起きてテレビを点けると、ニュース番組では兵庫の少女監禁事件をやっていた。番組は結構な時間を割いて、容疑者の育った環境や少女を監禁するまでの手口なんかを報じていた。情報は既に報道されていた物ばかりで、まあ聞きたくも無い話をおさらいして聞かされた。
「保護観察制度」の甘さに加えて、またまたヤリダマに上がっているのがインターネットやアダルトゲームだ。原因はそれだと言われれば、それはそうだろうし否定はしない。しかし、この手の痴輩がキノコの如く増殖する原因をネットとゲームだけに押し付けるのは短絡的過ぎる様にも思える。
24歳の小林容疑者に係る言葉はこんな感じだ。「資産家の息子」「あまやかされて育った」「高校中退」「マザコン」「執行猶予」「保護観察」「ハーレム」「SM」「調教」「犬の首輪」何ともあられもない語句のオンパレードだ。聞いていて気分が悪くなってきた。いくらニュースとは言え、思春期の子供がいる親なら見せたくはないだろう。
同じような事件で有罪になり執行猶予中にも拘わらず、40万円もの仕送りをもらっていたという。親は何を考えているのだろうか。何ででもいいが、働くわけでもなく、学校へ行く訳でもなく、こんな爛れた犯罪行為を支える資金を出していたのが親であるなら親も同罪だ。僕はそう思う。
今、日本社会には50万人の「働かない若者」いわゆるニートがいると言われいる。ニートであろうが、プータローであろうが、人間生きていれば腹も減るし、水も飲む。誰かがそれを養っているのだ。甘くて緩くて何でもありで、キノコが育つには絶好の環境だろう。
