時事・ニュース: 2005年10月アーカイブ

 たった今、プロ野球日本シリーズが終了した。阪神タイガースは4タコで負けた。長い日本シリーズの歴史の中でも球史に残る惨敗ではなかろうか。ロッテは西武、ソフトバンクと強敵を撃破してきた勢いそのままに力を発揮した。一方、阪神はと言うと、最期まで打線は寝たままだった。併殺だけでも幾つ見せられた事か。確かにロッテは強かったが、阪神にセリーグの覇者らしい姿は見られなかった。準備期間が長いのは必ずしも有利に働かないのか。


 3連敗明けの今朝のスポーツ紙あたりは、89年の近鉄3連勝のあとの巨人4連勝を引き合いに出して阪神の奮起を促していた。僕も奇跡を信じた一人だったが、現実は余りにも寂しい幕切れだった。誰が悪いのか。そうだ、シリーズ直前に妙な株の買占めで水を差したアイツのせいだ!という声が聞こえてきそうだ。

asahi.com:ロッテ4連勝 31年ぶり日本一?-?スポーツ

 郵政解散総選挙で始まった9月は阪神タイガースの優勝で終わった。勝者である小泉自民党と岡田阪神タイガースは両者共にぶっちぎりの強さだった。あい変わらずヘドロの川に飛び込む奴や人に迷惑かけてるアホはいるものの、2年前の優勝に比べると阪神ファンの騒ぎ方は控えめで大人しい。先の優勝から四半世紀ぐらいは待たされる事を覚悟している阪神ファンからすれば、2年なんてのは昨日の今日だ。早過ぎて何か気が抜けそうな感じがしないでもない。「こんなにすぐ勝っていいのか」とか「ダメ虎が懐かしい」なんて話が聞こえて来る。一方、選挙で圧勝した小泉自民党内にも「勝ち過ぎだ」とか「あんなに議席取ったら次の選挙が大変だ」なんて声がある。一体どうしろと言うのか。わがままである。ともあれ土俵は違うが、それぞれ「郵政民営化」と「日本シリーズ優勝」という目標があるワケだ。前者は決まったも同然かも知れないが、後者は相手次第か。
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 阪神が優勝を決めた夜、あろうことか胴上げにエース井川が不在だった。タクシーに乗り遅れて間に合わなかった、と言う事らしいが理由になっていない。井川の話をすると、2年前には優勝旅行に参加せず不評を買い、当時の星野監督をして「自分勝手過ぎる」と言われ、今年の春はメジャー行きを巡ってキャンプ直前まで球団と揉めていた。いろんな経緯を考えると井川の行動は随分マズイと思う。エースというのはチームの精神的支柱のハズだ。彼をエースと呼ぶには余りにも・・。来年は井川はいないのだろうか。
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 秋になって空気が冷たく乾いて来ると、何か精神までもが修練されて来るようだ。錯覚かも知れないが・・。しかし、物思いに耽るには一番いい季節である。暑い夏が過ぎて一息着ける季節になれば、哲学者でなくとも何か考えようかというものだ。実は今、秋刀魚を食べながらこれを書いている。この季節の秋刀魚ほど美味しい魚はないな、などと考えていた。実りの季節を迎えて旨い物が食べられるのは幸せな事だな、とそんな風にも思った。このあと梨も食べようと思っている。感謝しようと思う。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」てな感じで、とうとう10月である。
写真は仁和寺から原谷に向かう坂道の柿の木と脂が乗った秋刀魚。

2008年11月

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