絶滅危惧種スイバル式カメラ

contax-U4R 007.jpg放せないカメラがある。CONTAX U4Rというデジカメだ。数年前にカメラ事業から撤退してしまった京セラの品である。レンズ部がグルグル回転してアングルが自由に決められるというのがウリだ。気の向くまま、好き勝手な構図でシャッターが押せるというのは実に面白い。メモ代わりに何でも撮りたいというカメラ中毒者ならハマれる道具だ。

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それでも撮り続ける

写真ばかり撮り貯めてきた。馬鹿の一つ覚えの様にパシャパシャやってきた。ブログにアップしたモノはほんの一部で、その数十倍はあるハズだ。どこまで撮って、いつまで残せば気が済むのか。
とりあえずの格納場所はパソコンやそこいらのハードディスクである。でもハードディスクは短命だから、いつか必ずダメになる。避難先として現実的なのはCD-RやDVDだろうが、面倒だからやっていない。それだって、ハードディスクよりはマシだろうが、いつかは朽ちる運命である。
IMGP0358.JPG
PENTAX K10D & DA40mm f2.8Limited(パンケーキ)
なんとかDVDあたりに残したとして、子供や孫が見てくれるだろうか。まあ見てくれれば有り難いし、幸せだ。しかしまあ冷静に考えて、ごぞごぞ自分でいじって見る以外は、ほとんどの画像は、陽の目を見ないまま消失する運命だろう。
「デジタル信号が消えるのと、俺が年老いて記憶が消えるのと、さして違いは無いと思う」と家人に言うと、「何言ってんの、馬鹿じゃないの」というお言葉を頂いた。わかっとるわい。
写真は、いつ消えるとも知れない画像を、儚い記憶を、それでも撮り続けるPENTAX istDS。

PENTAX*istDSと底無し沼と捻じ込む恋人

 PENTAXの*istDSというデジタル一眼を使い始めて一年以上が経った。幾ら撮ってもフィルム代も現像代も掛からないのを良い事に、日常の南や缶やを撮り倒して来た。下手な鉄砲も数打ちゃ・・である。おかげでノートパソコンの腹はパンパン。ゲップが聞こえて来そうだ。トラブルが起こる前に撮り貯めたモノを何処かへ避難させようと思っている。外付けHDあたりが現実的か。
 今のデジタル一眼は馬鹿みたいに優秀だから、何も考えずに被写体に向いてシャッターを押せば綺麗な絵が撮れる。脳天気な全自動撮影はそれはそれで便利だけど、やっぱり味気ない。絞りやら構図やらを気にしながらゴソゴソやるのが楽しい。ピンボケだろうが、露出オーバーだろうが、気にする事はない。やり直しと反復こそがデジタルの真骨頂だ。段々と意図した絵が撮れる確率が高くなってくると、俄然面白くなってくる。いつもカメラを携帯して出先で被写体を探すようになれば、立派なカメラ中毒の出来上がりだ。
Carl Zeiss_flektogon35.JPG
 レンズを交換すればまた違う世界が見える。複数のレンズが使えるというのが一眼の醍醐味であるのだが、如何せん金が掛かる。明るく良いレンズは本体の何倍もする。底無しのレンズ沼で迂闊に足を取られると大変な事になる。
 ネットオークションで古いレンズを手に入れた。カールツアイス フレクトゴン35mmF2.4、M42スクリューマウントだ。ネットオークションにはM42マウントの安いレンズが結構出回っている。この古い捻じ込み式レンズを*istDSに使うにはマウントアダプターが必要である。絞りもピントも手動式だ。最近の恋人である。ぬはは・・。