西国街道の裏道を行く

府道79号は、大阪府と京都府の府境を跨いでいる。高槻市の郊外からウネウネと上る山道の途中には採石場があって、平日は、大型ダンプが引切り無しである。アスファルトはポテトチップのように変形していて、路肩は砂利やホコリが目立つ。それに加えて現在は、『新名神高速道路』の工事が進められている。そうそうお気楽に走れる環境ではない。そんなことだから、自転車乗りからはチョット不人気だ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA上るに従って勾配が増してくる。泣けてくる坂道だ。峠の手前はもうシンドイ。サムギョプサルを食べて、またまた脂を蓄えたオヤジは、インナーギアの歯を一杯に使って、水を飲み飲み、ダンシングを交えながら上った。

ゴルフ場の案内板がある分れ道が現れたら、そこがピークだ。川久保峠である。ここまで上ってくれば、もうダンプはいない。分れを右方向、東に行くとゴルフ場があって、その先は行き止まりだ。左方向、北の方角に静かな林道が延びている。

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西国街道チャリぶら その4 -郡山宿本陣-

OLYMPUS DIGITAL CAMERA高速道路が貫く丘陵地もすっかり春めいてきた。麓を吹く風が、の花びらをハラハラと散らしている。雨が降った竹林に、生暖かい空気が立ち込めれば、筍(たけのこ)が頭を出す。もうすぐ大原野のそこかしこに筍専門店が現れる。丹波街道にある路地モノ野菜の店でも、「朝掘り筍」が幅を利かせる季節である。

パンパンに膨らんだ桜の蕾を横目に西国街道を西へ進んだ。大山崎、水無瀬、高槻、茨木。いにしえの道は天王山の麓から西へ延びる。自動車化が進んだ現代、北摂の山と淀川に挟まれた地域で、西国街道をほぼトレースするのは国道171号である。まずもって放浪が目的である自転車オヤジは、面白味に欠ける国道を避けて、旧道や府道を選んで進んだ。

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鶴橋、桃谷、新世界

081207 017.jpg橋あたりをねり歩いた。高麗市場のアーケードを潜って奥に分け入った。ちょっと薄暗いが路地が延びている。市場には何でもあるが、食材や衣料品が中心だ。しかし、昨今の不況のせいか閉まったシャッターが目立つ。ぶらぶらしていると、あちこちでアジュメ(女店主)から声が掛かる。食べて行け、買って行けという誘いだ。聴こえる日本語のイントネーションはいい。心がなごむ旋律だ。

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山田池公園でビッグマックを食う

nagarebashi080520.jpg上がり。流れ橋を折り返して、いつもと違った景色を見ようと、自転車道を外れた。木津川に架かる枚方大橋から国道1号を南進して、京都府と大阪府を別ける洞ヶ峠という大した峠でもない峠を越えると、そこは枚方市である。

コンビニで補給しようと思ったが、何を思ったかマクドへ。そのままドライブスルーでビッグマックを一つ買った、290円也。道路脇の自販機でコーラも、120円也。缶コーラはもちろんだが、ビッグマックだってジャージの背ポケットに納まった。 というか納めた。

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湯の花温泉から知明湖へ

月曜日。天気予報によると、京都は午前中に雨が残りそうな予報だった。しかし、朝にはもう晴れ間が見えていた。ならば走ろうと、出発したのは午前10時半頃だった。大方の行き先は決まっていた。目指すは兵庫県のあの湖である。
国道9号を西へ。老ノ坂を越えて亀岡に入る。湯の花温泉を経て、能勢町に入れば良い道が続く。交通量、信号、共に少ない。能勢町をほぼ縦断して兵庫県川西市に至るその道は、府道106号である。
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道に沿った川幅がだんだん広くなってきたら湖が近い証拠だ。その湖の名は知明湖、またの名を一庫ダムという。同湖は、二つの川筋が堰き止めてられてダムサイトで合流しているため、地図で確認すると見事なV字になっている。V字のマタグラは公園になっていて、自転車は走り易い。桜の満開時期は見物だろうと思う。
国道と府道を縫うようにして、京都へ戻った。途中、野間峠から妙見山を上ったけれど、シンド過ぎ。もう上りたくない。大まかなルートは、やはりコレで。

御幸橋から淀川へ

まだ蕾が硬い背割堤から淀川を南へ。天気は晴れときどき薄曇りか。厚めの長袖ジャージではもう暑苦しい。ジッパーの大方を開けて、春風を取込んで走った。
淀川堤防は相変わらず”車止め”が鬱陶しい。しかも出現頻度も頻度だ。その有り難くない障害物は大阪湾まで延々続いている。
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頑張って、無理して、ケイデンス100オーバーで回してみたりした。下ハン握ったけれど、お腹が邪魔で長続きしないのがちょっぴり悲しかった。写真は枚方大橋と三度目の春を迎えた馬丼。バーテープ変えたいな。

啓蟄と大山崎ランチ

暦では3月5日が啓蟄だったらしい。虫も穴から這い出るこの時期に、nasubiさんが誘ってくれたので、おやじ二人で徘徊した。ウロウロしたのは亀岡・高槻・大山崎あたりである。そして駆るのはもちろん、春こそ時速20kmの幸せを、股間あたりからジンジンと実感させてくれる例のペダル式幸福製造機である。
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国道9号老ノ坂峠を越えて亀岡へ、府道6号で高槻へ、西国街道で大山崎へ、たった約60kmのサイクリングだけど汗をいっぱいかいた。写真は大山崎で食べたCafe tabitabiのランチ。同店のランチは野菜がふんだんでヘルシーだ。「ここのが一番美味い」とnasubiさんが絶賛するランチは800円也。