夏も近づく狸うどん、抹茶アイスも食う -和束・信楽100キロ-

yoshiminemichi-nodo02晴天にめぐまれた5月の日曜日、家出した。駆るは、性懲りもなく、「俺もまだまだイケるんじゃないか」という50男の妄想と勘違いを見事に演出してくれるロードバイクである。この乗り物には、自動車メーカーがいくら燃費計算のインチキをやろうが、化石燃料の類はいっさい必要ない。乗り手が食ったモノ、それこそが燃料だ。巷では省エネだのエコだのと、命題のように聞かれる昨今だが、ロードバイクこそが、正真正銘、究極のエコマシーンである。

柳の新芽がまぶしい桂川。5月の日曜日ともなれば、自転車道はサイクリスト達で盛況だ。この日は有難い事に同伴者がいた。同級生のランニングサークルを率いるKさんである。どこへ行こうか、何を食べようか、などと話をしながらペダルを進めた。

“夏も近づく狸うどん、抹茶アイスも食う -和束・信楽100キロ-“の続きを読む

湖西の浜にて

OLYMPUS DIGITAL CAMERA穏やかに晴れた5月の琵琶湖は、もう初夏の風情だ。湖を渡る暖かい風が頬をなでる。沖で遊ぶジェットスキーは少々うるさいが、それを割り引いても、景色も気候も心地良い。水際に立って深呼吸すると、何か懐かしい香りがした。見渡す対岸は近江八幡あたりのハズだ。

 

“湖西の浜にて”の続きを読む

街道のしだれ桜

minka-sidare02桜の季節、京都はどこもかしこも賑やかである。自転車オヤジが夢遊病者のようにうろつく大原野も一年で一番華やかな時期を迎えている。4月上旬、普段は静かな街道に、多くの乗用車や観光バスが入って来る。西山の峻峰 小塩山の麓には、『花の寺』の別名がある勝持寺があるし、そこから石段を降りれば、千眼桜の大原野神社がある。ガイドブックに載る様な桜でなくても、西山の風景に溶け込む桜は、どれも美しい。

“街道のしだれ桜”の続きを読む

ゲスの極みベッキー清原つれづれ

年が明けて、ひと月以上が経った。節分が過ぎた週末、むしゃむしゃと巻き寿司を食べながら、コタツに座って、これを書いている。凄く寒い日もあるにはあったが、この冬はやはり暖冬だ。二十四節気によると、2月の上旬は『立春』にあたる。暦というのは凡そせっかちだが、それによるともう春である。肩透かしのような冬はこのまま終わって、春がくるのか。春は近いのか。大原野の畑には菜の花がお目見えした。

“ゲスの極みベッキー清原つれづれ”の続きを読む

シングルモルトウイスキーの高騰と夫婦の恒例

1年ほど前、2,000円だったモノが、今は3,000円である。6,000円だったソレは12,000円の値を付けている。もっと高騰してるモノもある。デフレのご時勢にどうだ。秋になれば値は下がるのかと期待していたが、アテは外れた。株の話ではない。ウイスキーの話である。

NHKドラマ『マッサン』やハイボール人気でもって、ウイスキーの品薄が報じられたのは春から夏にかけてだった。何年も寝かせてから市場へ出荷するウイスキーは、ビールと違って、急な増産が利かない。サントリーの看板商品である『山崎12年』は、12年前に樽に仕込んだ分量がすべてだから、取り合えば値は上がる。需要と供給のバランスでもって価格が決まるのは、資本主義経済の大原則であるが、高値が付きっぱなしというのも困りものだ。

“シングルモルトウイスキーの高騰と夫婦の恒例”の続きを読む

発熱のブログ

日常の些細な出来事や感想を書き記したのがこのブログ始まりである。ふり返れば約11年前、まだブログという形式が世の中に浸透していなかった頃、もの珍しさだけで始めた日記だ。そんな事だから、私には、これといった目的意識や題材なんてのはもちろん無かった。

もともと自転車が好きでクロスバイクに乗っていた私は、何を血迷ったか、ロードバイクに手を染めた。脚が拘束されるビンディングペダルにビビッて、”立ちゴケ”で痛い目に遭いながらも、ロングライドを覚えた。それからというもの、書く記事の大方は、ロードバイクの事である。何とかのひとつ覚えで、自転車おやじが、どこかを走っては、適当な能書きを書く。そして今に至っている。

“発熱のブログ”の続きを読む

自転車おやじのボンゴレロッソ

151018oe-kakibatake01乾いた秋空は、これでもかと言うくらい青い。ひとシーズンに何度もない快晴だ。そんな絶好の日和に、お気に入りのジャージを着て、家を飛び出した。駆るは、もちろん例のアレだ。

ニソト(京都第二外環状道路)の大原野インターチェンジがある辺りは、大枝山と言って、もともと柿畑だった場所だ。10月も半ばを過ぎた頃、今年もタワワに実った富有柿が丘陵地を彩る。秋の富有柿は、春の筍と並んで、洛西の目玉である。

西山々麓、大原野。田畑と竹林を縫って続く細い坂道に、民家、神社、ため池等が点在している。麓を貫いた高速道路の橋脚が連なっている事を差っ引いても、景色はまだまだ牧歌的だ。

“自転車おやじのボンゴレロッソ”の続きを読む