遠ざかる昭和と55歳の話

平成最後の年末である。比較的穏やかな歳の瀬だなと油断していたら、今年もあと数日となった週末、寒波がやって来た。夕暮れ時、灰色の空からは、白いモノがパラパラと舞い落ちて、あたりは冷蔵庫のように冷えている。この一年、いったい何があって何をしたのか、いまいち記憶も怪しいが、思いのままに、つれづれに、適当でいい加減な雑感を述べたい。

半世紀をとっくに生きてしまったオヤジである。55歳である。スマホの文字は霞むし、腰に爆弾も抱えている。秋の健康診断では、血中コレステロールが多いから、何とかしなさいと、有難い忠告を頂いた。頑張って身体に良い事に励むとしよう。昭和、平成、まだ見ぬ新年号と、どうやら三つの時代を生きる事になりそうだ。

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洛羊会

kasturagawa_hazakura01.jpgも散った4月のとある土曜日。中学校の同窓会があった。卒業から実に34年である。流れた時間を思うと、軽い目まいがしそうだ。集まった美男美女たちは、今年50の齢を数える。

話は尽きない。多感だった思春期の思い出、これまで生きた人生、家族や子供の事、出逢い、別れ、みんな半世紀分の蓄積がある。人生の機微を知る年代となった友との時間は宝物だ。それぞれ、居場所こそ違えど、確実に同じ時代を生きたのだ。

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