錦秋の嵐山を夫婦で散歩する

家人と紅葉見物に出かけた。11月下旬の土曜日のこと。秋晴れの散歩日和である。満員の阪急電車に揺られて、ローカル線に乗り換えて、終点駅に着いた。ふたり合算で95歳という中年カップルが降り立ったのは、紅葉のメッカ、嵐山である。

141122togetukyo-01京都紅葉劇場は今年も大盛況である。人であふれかえる渡月橋が、ボトルネックとなって、歩くのもままならない。なるほど、やはりここは日本屈指の観光地だ。渡月橋の北側一帯は、世界文化遺産である天龍寺をはじめ、重文級の寺院古刹が点在する。もはや喧騒から聞こえてくるのは、中国語や韓国語だ。国籍不明の人波が、ボトルの口から吐き出されていった。

 

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141114tenryuji02人の多さにブツクサ言いながら竹林を縫って歩いた。色づく紅葉を観て、深秋の空気を肺に取込む。話題はイロイロである。仕事の話、物騒な毒殺疑惑事件、始まる選挙、相次ぐイケメン俳優の結婚。だがしかし、最後は子供たちの話になっていく。二人いる子供たちは、来春、相次ぐ進学である。

この時期、家人と嵐山を訪れるのが恒例行事のようになっている。などと言うと格好いいが、憂さ晴らしと運動のためである。なんでも、この日、11月22日は「いい夫婦の日」だったらしい。でも、散歩に出たのは偶然である。

暦は年々加速している。背中に、追い立てる師走が待っていた。

 

 

 

 

 

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