西国街道チャリぶら その3 -西山天王山駅と柳谷-

西国街道チャリぶら その3 -西山天王山駅と柳谷- | 竹輪野OLYMPUS DIGITAL CAMERAいまや阪神タイガースまでもその傘下に収める私鉄の雄、阪急電車が、京都のはずれに創った新駅は、「西山天王山(にしやまてんのうざん)」という駅名である。印象の問題かも知れないが、”西山天王山”という駅名はどうだろう。西山と天王山と、山が二つも入っている。字面と響きは、決してあっさりとはしていない。勇ましくて格好良いと感じる人もいるかも知れないが、関西風に評すれば、コテコテだ。

そんな西山天王山駅があるのは、調子八角という場所で、西国街道と丹波街道が合流する場所である。もともと西山連峰と桂川に挟まれたのどかな場所だが、昨今の変貌は著しい。新駅の他にも、高速道路ICの開通、有名私学の開校、スーパーの開店と、新しいモノがテンコ盛りである。

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OLYMPUS DIGITAL CAMERA旧西国街道が貫く、友岡、調子の集落あたりには古い標識が点在している。標識といっても現代の道路標識とは違う。石造りの石標である。

歩く事こそが、移動手段の中心だった時代、辻に立つ道しるべは往来者の助けになったことだろう。国の有形文化財である「中野家住宅」がある調子1丁目にある石標には「左 やなぎ谷 右 よど」とある。

道は調子八角を中心に幾つも交わって、放射状に延びている。高速道路の橋脚に沿って北西に進めば、石標が示す「やなぎ谷(柳谷観音 楊谷寺)」に向かう。楊谷寺へのルートは、自転車乗りに人気がある。上りは決して易しくないが、竹林の坂道を分け入った先で見るのは、幽玄の古刹か。柳谷山頂から島本方面へ下れば、西国街道に再び合流する。

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