令和と花の寺

令和と花の寺スダレ頭のいけ好かないオヤジが『令和』と書いた額を掲げたその週末、京都市内の桜が咲き揃った。節目を迎えるという意味では、桜の開花は、我々に特別な感情を抱かせる。とりわけ今年の場合は、新元号による新時代の到来というオマケ付きだ。平成最後の桜の開花である。

大原野の峻峰、小塩山の中腹に『花の寺』と呼ばれる山寺がある。正式な名称は勝持寺(小塩山大原院勝持寺)という。創建は白鳳8年(西暦679年)というから、とんでもない古刹である。パンフレットの能書きを読んでも、もう神話のような話ではないか。最近は有名になってしまって、桜が咲くと、ドッと人がやって来る。私はひとり自転車に乗って、春となく、秋となく、上って来るのだが、この日は、自動車を運転して、インチキ風水こと家人を連れて二人で来た。桜が彩る山門と青空があった。

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境内には幾本ものソメイヨシノが咲いていた。まだ午前中だが、既に多くの見物客がいた。咲いたばかり、山寺の桜は美しい。書院では抹茶席が催されていた。寺は急峻な渓筋に建っているが、敷地は歩きやすく整備されている。何よりひっそりとした古刹の良さがある。拝観料は400円也。

勝持寺の山門を出てすぐに石段がある。下りで急勾配の石段だ。それを下ると大原野神社に出る。つまりが勝持寺の下階部分に大原野神社がある。両者はそんな位置関係にある。もちろん大原野神社でも桜は満開である。満開騒ぎに乗じてか、烏もカーカーと鳴いている。大原野も今しばらくは賑やかである。

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