山本太郎の話

山本太郎の話 | 竹輪野投票日前の金曜日、妻と娘を連れて期日前投票に行った。比例代表の投票用紙には『山本太郎』と書いた。私はもう長らく”太郎党”ではあるが、投票用紙に名前を書いたのは、この日が初めてだった。

山本太郎は自分の議席と引き換えに、2人の重度障害者を国会に送り込んだ。これまでの常識からすればあり得ない事である。そして、4月に立ち上がったばかりのれいわ新選組は政党に昇格した。あいも変わらず、自民・公明の組織票で固められた結果にはウンザリするが、山本太郎率いるれいわ新選組の躍進は希望の光だ。またまた大風呂敷は承知の上で、先の選挙と政局について雑感を述べる。

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お笑い帝国 吉本興業の闇営業スキャンダルで、選挙期間中もメディアは大騒ぎだった。実は吉本芸人の闇営業事件は5年も前の話だ。選挙前にタイミング良く出てくるのはどうしてだろうか。少しでも選挙から国民の関心を遠ざけたいためのリークではないのか。そういった推測はネットやSNSのあちこちで囁かれている。だとするならば、目論見は大当たりで、投票率は、48.8%、戦後2番目低さだった。選挙民の半分以上は寝たままだ。組織票で固める与党はシメシメである。

れいわ新選組の旗色は鮮明だ。徹底して庶民目線である。消費税廃止、奨学金徳政令、最低賃金1500円、低家賃住宅の拡充、どれもが庶民の生活の底上げするものだ。そして何かと議論になる財源は、法人税の累進化、高額所得者への課税強化、国債の発行などを揚げている。姿勢は首尾一貫している、あまりに酷い大企業・財界優遇を止めて、ある所から取るという政策である。

消費税が初めて導入されたのは、1989年竹下政権のときである。それまでは無かった税だ。平成の時代は消費税と共に到来した。それから30余年。消費税は、社会保障の名の下に、3%、5%、8%、10%と上がって来た。その度に「消費税は福祉のために使う」と、繰り返し喧伝された。

さて、福祉は充実したのか?税収は増えたのか?どちらも否である。社会保障の充実も無い、税収も増えていない。ではいったい、我々が納めた消費税はどこに行ったのだろうか。

我々が納めた消費税は、大企業の減税の穴埋めに使われてしまっている。消費税は福祉に社会保障に、などと嘯きながら、政権与党は国民を裏切り続けている。自民党という政党は、もとより国民の方を向いていない。

大企業の内部留保の積み上げは、いまや500兆円にも上る。長らく続くデフレにも関わらずだ。もちろん史上最高額である。大企業への減税が、消費税をもって補われてきた以上、こう言って差し支えない。大企業が積み上げた莫大な留保金の原資は我々の血税である。

この30年余り、労働環境は改悪され、多くの低所得者が生み出された。それを語るときの山本太郎は鬼の形相である。的確でエッジの効いた演説は右に出る者はいない。デタラメな為政者にとって、いまや山本太郎は怪物だろう。

一方で弱った者には「生きていてくれ、あなたのせいじゃない、あなたを幸せにしたい」そう辻説法する。実は、選挙の1年以上前から山本太郎は各地でドブ板をやっている。命がけの太郎の訴えは眠った市民を呼び覚まし、支持は今も拡大中である。中身のない既存政党が駆逐されるのも時間の問題だろうと思う。

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