12月の決戦

決戦である。立命館パンサーズvs関西学院ファイターズ。大学アメフト日本一を決める甲子園ボウルの出場権を掛けた大一番である。

師走の青空が広がった万博記念競技場は、ほぼ満席の盛況ぶりだ。青春時代を衣笠で過ごした盟友のMと一緒にスタンドの上段を陣取ったのは、キックオフの5分前だった。立命館側スタンドはえんじ色に染まる。対する関西学院は青色である。

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善峯寺の紅葉と柴犬

寒くなった。二十四節気によればもう”立冬”である。近頃私はクシャミばかりしている。オヤジのソレは一度出ると連発するから始末に悪い。家でも会社でも、鼻をかんで丸めたティシュペーパーがゴミ箱に積もる晩秋である。

週末の朝、善峯寺を訪ねた。同伴者はインチキ風水師の家人である。春となく秋となく、我々は事あるごとに善峯寺を訪ねている。善峯寺の山号は「西山」その名の通り西山の中心にある寺である。

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夏の花

連日の猛暑である。日本列島に熱風を吹き込む台風が屯するここ数日は、もう不快極まりない。京都盆地は文字通り蒸し風呂である。そんな中でも、ウロウロ出かけて撮った写真を少々。暑さをモノともしない夏の花。暑苦しいので、オヤジの能書きは短めに。

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山本太郎の話

投票日前の金曜日、妻と娘を連れて期日前投票に行った。比例代表の投票用紙には『山本太郎』と書いた。私はもう長らく”太郎党”ではあるが、投票用紙に名前を書いたのは、この日が初めてだった。

山本太郎は自分の議席と引き換えに、2人の重度障害者を国会に送り込んだ。これまでの常識からすればあり得ない事である。そして、4月に立ち上がったばかりのれいわ新選組は政党に昇格した。あいも変わらず、自民・公明の組織票で固められた結果にはウンザリするが、山本太郎率いるれいわ新選組の躍進は希望の光だ。またまた大風呂敷は承知の上で、先の選挙と政局について雑感を述べる。

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ジェンダー論とドラマ『きのう何食べた?』

ジェンダーという言葉を聞くようになった。セックス(sex)が生物学的な意味での性別、雌雄をさすのに対して、ジェンダーとは、「社会的・文化的に形成された性別」と解釈される。もうちょっと砕いて言えば、「男は男らしく、女は女らしく」という意味合いである。

ジェンダーとは、言うなれば、”社会が命じる性”である。でも、それでは生き難い人々がいて、様々な問題を孕む。映画やドラマじゃなくても、現代人の嗜好やセクシャリティというのは、相当に多様で複雑である。巷では、同性婚やLGBTの市民権が注目されているが、そこに横たわるジェンダー論は、実は、全ての市民に向けられる。同じ時代を生きるからには、社会全体の命題だと言える。

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