ビワイチとパンクとヒラメ

OLYMPUS DIGITAL CAMERA琵琶湖一周を企てている。変わりやすい9月の天気予報をにらみながら、時計回りにするか、反時計回りにするか、気温はどうなのか、レーパンは短いので大丈夫なのか、やっぱり7分パンツで行くか、ジャージはコレか、道中何を食べようか、などと思案している。そうやってゴソゴソと準備している時間が楽しいのは、遠足前の小学生と同じである。

40歳でロードバイクを覚えた私が、初めて琵琶湖を一周したのは、およそ10年前である。持ち前の適当さと思い込みでもって、単独で琵琶湖大橋を時計回りで出発したはいいが、すぐにパンクに見舞われる。国道でガラス片を踏んだのだ。タイヤの空気はすっかり抜けていた。それなりの覚悟で始めた一大イベントが早々に終わるのか、という危機だった。

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8月の京都とサイクルシューズ

OLYMPUS DIGITAL CAMERA茹だる8月である。京都はとにかく暑い。酷暑である。アメリカの旅行雑誌が、『世界一魅力的な都市』だと評した京都の実態は、灼熱盆地である。ここのところ、最高気温は、まず気象予報の段階で、37度とか38度とか、そんな振れ込みだから、コンクリートとアスファルトで固められた市街地の惨状は推して知るべしだ。梅雨が去った後の数週間というのは、もうどうしようもない。ウソかホントか、暑さも峠だという京都五山の送り火までは我慢である。夏バテせずに過ごすには、しっかり食って、ちゃんと寝る、それが基本だ。

シディのサイクルシューズは、だいぶんくたびれていた。もう何年履いただろうか。踵(ヒール)のラバーは、何度か交換した。シディの踵は交換可能だが、柔らかくて良く擦り減った。でもそれは、クリートで歩いた時の転倒を防ぐのに一役買っている。

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ミッシングリンクと黒い沼

missing-link001馬丼号のチェーンにはミッシングリンクを付けている。チェーンの着脱を可能にする駒である。これで掃除やメンテナンスが楽になる。チェーン自体の掃除はもちろん、チェーンが外せれば、いろいろと自転車のカユイところに手が届く。

ところがだ、これが外れない。ネットの情報を手繰ると、「外れない、外せない」という書き込みのオンパレードである。実は昨年、メンテナンスの折り、外せなくて業を煮やした私は、ニッパとペンチでもってミッシングリンクを切断する、という荒業をやっている。そしてまた今回である。個体差があるにしても、どうやら手でハズすのは困難な作業のようである。

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中国製タイヤのコスパとYOKOHAMA

自動車のタイヤを交換した。

ゴソゴソとネットのタイヤショップを物色して、選んだのは、中国製タイヤである。求めたスペックは「205/55R16」。価格はウソかホントか、1本2,800円である。おいおい、ロードバイクのタイヤより安いぞ。送料が1本あたり1,080円掛かるにしても、4本で16,000円以下という安さである。

少し前に、ガソリンスタンドで、同じサイズのタイヤが幾らかと訊いたら、国産メーカーのタイヤが1本16,000円だと言われた。履けば空でも飛ぶのか、やはり国産は高価である。それからすると、今回の調達コストは心配になる価格だ。実のところ、中国製タイヤは大丈夫なのか。

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インターネットラジオvTunerを聴いてタイヤを交換する

日曜日で始まった3月は、あいにくの雨だった。回り始めた季節の歯車には、雨が潤滑油である。休日を狙い撃ちした雨は、一日じゅう止みそうにない。ザーザー、ボタボタ、これでもかと降りたおしている。部屋の窓から見える竹林は銀色に煙っていた。雨には勝てない自転車オヤジは、穴熊よろしく部屋で過ごす。

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格安スマホ「白ロム」で通信費を圧縮する

ガラケーを使っていた息子のためにスマホを買った。買ったのは、いわゆる「白ロム」、SIMフリーのスマホである。私もそれがどうゆうモノなのか今ひとつ曖昧だったので勉強させてもらった。ごそごそとネットの情報を漁って、手に入れたのは『freetel priori2』という格安スマホである。

ずっとドコモの携帯電話を使って来た。契約年数は、10年越えどころか、もう15年ぐらいである。私は上得意の顧客だ。現在、家族の分も含めて計3台の携帯電話を契約しているが、料金は高すぎると思っている。通信費の圧縮は命題である。

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