シングルモルトウイスキーの高騰と夫婦の恒例

1年ほど前、2,000円だったモノが、今は3,000円である。6,000円だったソレは12,000円の値を付けている。もっと高騰してるモノもある。デフレのご時勢にどうだ。秋になれば値は下がるのかと期待していたが、アテは外れた。株の話ではない。ウイスキーの話である。

NHKドラマ『マッサン』やハイボール人気でもって、ウイスキーの品薄が報じられたのは春から夏にかけてだった。何年も寝かせてから市場へ出荷するウイスキーは、ビールと違って、急な増産が利かない。サントリーの看板商品である『山崎12年』は、12年前に樽に仕込んだ分量がすべてだから、取り合えば値は上がる。需要と供給のバランスでもって価格が決まるのは、資本主義経済の大原則であるが、高値が付きっぱなしというのも困りものだ。

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高球杯狂熱者(ハイボールマニア)

サントリーの「角ハイボール」のCMがいい。仕事帰りの男たちが屯するハイボール酒場を切盛りするのは井川遥である。小雪、菅野美穂に続く三代目ママだ。井川遥のママぶりがネットあたりでもすこぶる評判がいい。いやはや、彼女が美しいのはもちろんだが、あの憂いを伴った瞳は何を云わんか。氷を割るそのしぐさに釘付けである。

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京都大山崎「十日市」と成人の日の青い空

天気の良さにつられて京都府の大山崎に来た。なんでもJR山崎駅前の「十日市」に行くと言う提案者の誘いのままに、のこのこと出て来たのだ。道中、振袖姿を何度か見て今日が「成人の日」だと気付かされる。が、ここ何年かのアホ成人ぶりを見るに祝う気も失せる。「俺たちの時代は・・」とつい言いたくなるのは年を喰った証拠か。
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山崎駅前たって、京都大阪の県境にある田舎駅で、まあのんびりしたものだ。市場の規模も拍子抜けしてしまうぐらいで、商品は雑貨・野菜といったところ。
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「サントリー発祥の地」として有名な同地は美術館なんかがあるらしく、その影響だろうか、「骨董品」「古物商」を営む家屋がちらほらあった。真冬と言えども、仕事柄、昼夜逆転が常の僕には青い空と太陽が少々目にしみた。
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